これまで、図工の時間に絵を描くときは、クレパスや色鉛筆で色を塗っていましたが、この時間は、絵の具を使います。
幼稚園や保育園でも絵の具や筆を使ったことはあるでしょうが、教室で、自分の絵の具セットを使う時には、みんなが作品作りを楽しめるように、教室を無駄に汚さないようにするための約束事があります。
まずは、教師と一つずつ、セットの中の用具の名前も覚えながら確かめます。
新聞を受け取って机に広げた子どもたちは、“えのぐ”“ふで”“ぱれっと”“ぞうきん(すぽんじ)”“みずいれ”を順番にかばんから出して机の上へ。
必要なものをすべて出したら、かばんをロッカーにしまいます。
そうすると、床に余分なものがなくなるので安全です。
次は、用具の置き方。
筆を右手で持つ子と左手で持つ子では、置き方が逆になるので、教師は利用法の絵を黒板に書きながら説明。
子どもたちは、視線を黒板と机の上に行ったり来たりさせながら、用具を置いていきます。
パレット、バケツは机の左右の端に。
絵の具は奥に。
雑巾は、バケツの手前です。
バケツの向きにも要注意。
それは、別れている部屋によって役割が違うから。
3つある小さい部屋のうちの2つは「すいすいいけ」
大きな部屋は「じゃぶじゃぶいけ」
じゃぶじゃぶいけを外側にして置きましょう。
教師が、筆を洗う時に使う順番を話し、
「じゃあ、水が一番黒くなるのはどこ?」
と、たずねると、
「じゃぶじゃぶいけ」
と、みんなの声。
水を入れる量は、下から指2本分ぐらい。
少ないんじゃないの???と思った子どもたちに、教師は
「たくさん入れてじゃぶじゃぶしたら、お水がこぼれて、教室がじゃぶじゃぶ池になっちゃうよ」
これにはみんなも大笑い。

さあ、バケツに水を入れて、準備完了。これから、絵の具を使って、自分だけのアオムシを描きます。
後ろの掲示板には、子どもたちのつくった満開のアジサイが咲き、梅雨の教室を彩っていました。
