4年生が栄養教諭と、「食」について学びました。
「え?!栄養教諭…?」
栄養教諭は、一人で複数の学校を“兼務”する形で配置されていて、今年度は中部西小に在籍する栄養教諭が浜田小を兼務しています。
今日は、この栄養教諭が浜田小で勤務し、4年の教室で「よくかんで食べよう」というテーマで授業をした、というわけです。
まず、「よくかむと、体によいこと」をみんなで出し合った子どもたち。
「のみこみやすい。のどにつまりにくい」
「おいしく食べられる。味がよくわかる」
「あごが強くなる。食いしばる力が強くなる」
「おなかにやさしくて消化しやすい」
「頭がよくはたらく」
いろんなことをよく知っていました。
かむ動きをしてみると、さらにわかることがありました。
「かむ力が強くなってきた」
「唾液がたくさん出た」
さらに、かんでいるとき、顔の動くところに印をつけると、唇やあごだけでなく鼻から下のほぼ全体、そして、両目の横のこめかみも動いていることがわかりました。
その時の様子をサーモグラフィで写した画像で見比べると、かむ前と後では明らかにかんだ後の方が温度がたかく、それは、するめのような硬いものだとさらに上がるということが一目瞭然。
よくわかりました。
続いて、サッカー選手がボールを蹴ったときの「咀嚼筋」の活動の様子を示す波形グラフを見ると、強く蹴ったときは、蹴り足の筋肉はもちろんですが、咀嚼筋の活動量がとても大きくなっていることがわかりました。
栄養教諭が
「握力を測るときとか、大きな力を入れるときに歯を食いしばるでしょ」
と、言うと、子どもたちは納得。
大きくうなずいていました。
こうして、食べものの消化だけでなく、筋肉のはたらきにも大きく関係する「かむこと」の大事さを実感した子どもたち。
次は、食事とかむ回数の関係を見てみました。
ご飯、みそ汁、焼き魚など、和食メニューと、ハンバーガーとポテト、スープというファーストフードメニューでかんだ回数を実際に数えてみたら、和食が1019回だったのに対して、ファーストフードは562回。
約半分の回数しか噛んでいませんでした。
子どもたちも予想していたこととはいえ、これほどの違いがあるとは思っていなかったのではないでしょうか。
子どもたちが好きな食べ物はどうでしょうか?
ハンバーグ、ポテト、ラーメン…、柔らかくてあまりかまなくても飲みこめるものが多いのではないでしょうか。
よくかむことには、いいこといっぱい。
柔らかくても硬くても、しっかりかんで食べる習慣をつけたいものですね。
“食”に関する知識やバランスの良い“食”を選択する知らを身に付けて、健全な食生活が送れるよう、これから各学年、学期に1時間ずつ栄養教諭と学習します。