4年生が、MCサポートセンターみっくみえの助産師を招いて、“性”に関わる学習をしました。
前半は、スライド見ながら講師の話を聞いて、“性”に関する様々なことを学びました。
転んで体に傷を負ったとしたら、その傷は、自分だけでなく他の人にも見えるし、手当てをすれば治ります。
でも、心の傷は人からは見えないし、長い時間、いえ、一生治らないかもしれないものだから、自分の心も人の心も大切にしてほしい、という話から、話題は“自分だけの大切なところ”である“プライベートゾーン”へ。
大切なプライベートゾーンを他の人に見せたり触らせたりしないようにストとともに、触られるなどいやなことをされそうになったら「いやだ!」と言って拒否すること。
そして、自分の“命”も“心”も“体”も、“自分で守る”という気持ちを持つことが大切だと訴えかけました。
そして話しは、大人になる準備として、体と気持ちの変化が大きく現れる“思春期”へ。
男性と女性、それぞれの性器のつくり、“恋”をした時の気持ちや相手とのかかわり方、心の変化と感情のコントロール。
思春期に巻き込まれやすい、ネットに潜む危険についても教わりました。
最後に、最も大切なこととして
・わからないことは、信頼できる人に聞こう!
・困ったとき、不安なことがあるときは相談しよう!
の2つをあげて、自分の体と心を自分で守ってほしいという強い願いを子どもたちに伝えました。
講師は、具体的な例を交えて、子どもたちとやり取りをしながら話を進めていくので、子どもたちは、問いかけに応えたり、手を上げて反応したりしながら、興味深そうに聞いていました。
話が終わった後、寄ってきて
「こんなにいっぱい書いたよ」
と、言って見せてくれたワークシートは、罫線のひかれた表面だけでなく、裏面までびっしりとメモが取られていました。
集中して真剣に話を聞いていた証です。
後半の“体験教室”では、「あかちゃんをだっこしてみよう!」と「妊婦さんになってみよう!」の2つを体験しました。
まずは「あかちゃんをだっこしてみよう!」
講師がスーツケースから取り出した人形は、看護師や助産師を志す人が勉強のために使う、本物そっくりの赤ちゃんの人形です。
あかちゃんの抱き方を教わった後、女の子の“ななこ”ちゃんと男の子の“ふとし”ちゃんの2人が、子どもたちの両腕に委ねられました。
教わった通り、片方の腕を赤ちゃんの頭を支えるように肩に回し、もう一方の手を股にあてがって抱いてはいるのですが、子どもによってその様子は様々。
自分の体に赤ちゃんを充てて、包み込むように抱く子
顔を近づけて、赤ちゃんの目をにっこりと見つめる子
恐る恐ると言うかこわごわ抱いているような子
腕に力が入り、緊張が伝わってくる子
子どもたちは、どんな思いで、ななこちゃんとふとしちゃんを抱いていたのでしょうか。
次は、「妊婦さんになってみよう!」
おなかに赤ちゃんがいると、体にどれだけの負担がかかっているのかを体験します。
子どもたちの前に教師が体験。
講師に、“妊婦体験ジャケット”を着せてもらい、感想を求められると、
「とても重いし、ご飯をたくさん食べておなかがパンパンになったときの5倍くらい苦しいです」
と。
運動大好きスポーツマンの子の教師がこう言うのですから、相当な負担でしょう。
では、子どもたちの体験へ。
1組から順に、希望する子が前に出てジャケットを着せてもらいました。
前に伸ばした腕にジャケットが通され、落ちないように背中で止めてから、支えていた講師と教師が手を放すと、ズッシリと、体に重さがかかるようで、瞬間、体がぐんと沈み込んだり、力を入れて踏ん張るのが表情に表れたりしていました。
この体験は、ほんの一時のものですが、おなかに赤ちゃんのいる妊婦さんは、ずっと、この状態で過ごしているのです。
命を育てるってすごいことですね。
お母さんに感謝。
この学習を通して、自分と人の、“命”“体”“心”そして“性”を尊いものとして大切にし、守ろうとする気持ちが高まること。
そして、命を与え、育ててくれたに改めて感謝の気持ちを持つことを願っています。