学校日記 はまだっ子の様子

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2024/12/17

「体験コーナー」を巡って、委員会活動を知ろう②

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
1,2年、3,4年、5,6年が“ペア学年”となってグループを編成し、そのグループで8つの委員会の体験コーナーを回りました。
それぞれのコーナーでは、各委員会が工夫を凝らしたゲームやクイズ、劇などの“出し物”が用意されています。
どれも、とてもよく考えられていて、楽しみながら委員会の仕事を学ぶとともに、ルールや約束事を確かめ、日々の学校生活を振りかえられるよう、仕掛けや工夫がたくさんなされていました。
この集会を終えたはまだっ子一人ひとりが、“浜田小の一員”であり、学校づくりを進める“当事者”だということを自覚し、よりよい学校生活を送るためにこれから考え、行動してほしいと願っています。
はまだっ子全員の力で、みんなが安心して過ごせて、楽しく学べる浜田小学校にしよう!

◇運営委員会(1階ホール)
「みんなでつくろう!あんぜんな浜田小」
休み時間にホールや廊下で安全な廊下歩行を呼び掛けている運営委員会。その活動を通してとても気になっている廊下歩行のことを取り上げた出し物でした。
はじめに、廊下やホールで見られる様子を表した劇を見てもらい、校舎内で走ることなどの危険性を訴えました。
劇を見た子どもたちは、1日に走っている人の人数など調査の結果からわかったことなどを問う5つのクイズに挑戦しました。
正解すると“暗号”の手掛かりとなるカードがもらえ、5枚揃うと「浜田小安全パトロール隊員」に任命。
任命された子は、その証としてもらった金のシールを名札に貼りました。
たくさんの子が隊員になったので、これで、廊下を正しく歩行する人がグンと増えることでしょう。

◇放送委員会(2階音楽室)
1日の始まりを気持ちよくスタートし、給食を楽しい時間に。 
放送を通して、学校生活にリズムと彩を与えてくれるのが放送委員会。
そんな放送委員会が用意したのは、お昼のプログラム“音楽”にち因んだ「イントロゲーム」とアナウンスに因んだ「早口言葉」。
準備室でのイントロゲームでは、タブレットから音楽が流れてくると、小さい音にもかかわらず、流れ始めてすぐに誰かが曲名を答えます。
子どもたちの音楽の知識と耳のよさに驚きました。
早口言葉は、タブレットに示された早口言葉を、一人ずつ順番に唱えるもの。
1列に並んでいるはずが、自分のチームの子が何を言っているのか、正しく言えたのか気になるようで、出題者のところにみんな集まってしまいました。

◇図書委員会(図書室)
学校図書館司書の力も借りて、「図書館まつり」を運営したり、室内を整理整頓したりして、読書に親しめる図書室づくりに努めている図書委員の出し物は「図書館deしりとり」
本の名前や作者の名前をつないで、しりとりをどんどんつなげていこうというゲーム。
はじめのお題は「クリスマスの大そうどう」。
作戦タイムの後「スタート」の声で、一斉に書架へ。
走るのは反則!。
子どもたちは、十進分類や書架に挟まれた札などを手掛かりにして「う」から始まる本を探します。
見つかったら班のみんなに声をかけて、次の始まりの文字を確認。
作者の名前でつなぐと1冊につき2ポイントもらえます。
作者の方が見つけやすい気もするけれど…。
ゲームが終わったら、持ってきた本はもちろん自分でもとの場所へ。

◇体育委員会(体育館)
運動場と体育館の倉庫には、体育の授業や行事で使う器具がたくさんしまわれています。
そんな道具を使って、宝探しをしてもらおうというのが、体育委員会の出し物「体育館にかくされたお宝を探し出せ!!」。
床に置かれた、ボール、コーン、ラケットなどなど、様々な運動器具の中から、めくったカードと同じものを探して持ってくるゲーム。
一言で「ボール」と言っても、大きさや用途の違いで種類はいくつもあります。
「コーン」も形や大きさがいろいろ。
カードを1枚だけめくって、そこに示されたものと同じものを探しにGO!
「あった」
「それは、ハンドボールだよ」
「これでしょ」
一人が見つけるとみんなが集まって正解か確認。
続けて1枚めくって、再び宝探しに出かけていきました。

◇保健委員会(ランチルーム)
保健委員会は、日々の当番活動のひとつをゲームにし、クイズを通して、けがをした時の対処法を教えていました。
ゲームは「目指せ300g 石けん入れ体験」
台秤の上に乗った容器に、液体せっけんの代わりの水を300g注ぎ入れるのです。
水が入っているのは、保健委員が手洗い場の液体せっけんを補充するときに使っているもの。
先に付いた蛇腹のホースを容器の中に入れて、傾けながら持ち上げます。
「まだかな?」
「これくらいかな?」
台秤の目盛りと針が画用紙で隠されているので、入った重さは、容器に入った水の量を見て想像するしかありません。
クイズは、3択。
鼻血が出た、頭を打ったなど、具体的な場面で考えます。
答え合わせの後委員は、それぞれのけがの特徴や手当、対処について説明していました。

◇給食委員会(コミュニティ室)
毎日、給食の献立を書き、使われている食材の持つ栄養素のはたらきを掲示している給食委員会の出し物は「めざせ給食マスター!栄養素クイズ」です。
一人ずつ、ブラックボックスの中からカードを引き、カードに描かれた食材が「赤」「黄」「緑」のどの仲間かを答えていくクイズです。
カードを引くのは1人ずつですが、考えるのはみんなの力を合わせてもいいよう。
5,6年生は家庭の時間に学習したのでおよそわかるでしょうが、4年生以下はわかるでしょうか。
それは心配には及びません。
ちゃんと、ヒントが用意されています。
三大栄養素の色とはたらきとそれぞれにあてはまる食材のイラストを描いたものがスクリーンに映されていました。
これなら、低学年の子どもたちでも、絵を手掛かりに想像して答えられますね。

◇掲示委員会(図工室)
「はまだっ子掲示板」の企画を考えたり、校内の掲示板にポスターなどを貼ったりして、いろんな情報を浜田っ子に提供している掲示委員会。
貼り終えたポスターを使った2種類のパズル「バラバラポスターをもとにもどせるかな?」「どっちが早くはれるかな?タイムアタック」と、「はまだっ子掲示板」に飾るクリスマスツリーを飾る「はまだっこのクリスマスツリーをつくろう!」を用意。
パズルは、元の図柄が分からないので、手掛かりになるのは敗れた後と図柄のつながり。
子どもたちは、「ここかな」「ここでいいんだよ」なんて、班の友だちと相談し力を合わせて完成させていきました。
そして、プレゼントの絵に色を塗ったり折り紙のサンタクロースに顔を書いたりして作ったかざりをツリーの台紙に貼りました。

◇美化委員会(イングリッシュルーム)
「みわけろ!ごみ分別ゲーム」
ごみの収集を呼び掛けたり下段で花を栽培したりして、学校の環境美化を進めている美化委員会は、床にポイ捨てされた様々なごみを、ルールに沿って分別するゲームを用意しました。
お菓子の容器、ジュースのペットボトル、ビールの空き缶など、様々な種類のたくさんのごみが床に散乱しています。
心ない人がポイ捨てしていったよう。
それを、浜田っ子の力できれいにし、ルールを守って分別処理をしようと言うのです。
分別の種類は「缶のゴミ」「ペットボトル」「燃やせるゴミ」の3種類。
それぞれ回収箱が用意されています。
「用意、はじめ」
スタートラインからごみめがけて一斉に動き出した子どもたちは、ごみを拾って回収箱へ
「これはアルミ缶だからここ」
迷うとき、わからないときは相談して分別。
美化委員が回収有箱からゴミを1つつずつ取り出してチェックすると、ほぼすべてのごみが正しく分別されていました。

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