天候の急変や防犯などの事情で、保護者に子どもを迎えに来てもらわなければならないときに備えた「緊急時児童引き渡し訓練」を実施しました。
保護者の皆さんに、お子さんを引き取るときの段取りや学校での動きを知ってもらうとともに、子どもたちが、自分がどのように下校するかを理解し、速やかに行動できるようになることを大きな目的としています。
午後1時30分、引渡しを始める時刻になると、児童昇降口から続々と保護者の皆さんが校舎内に入ってきました。用意したスリッパに履き替え、靴を持って、左へ左へと歩いていきます。
大勢の保護者が同時に動きますが、混乱はありません。
東階段を使って上がり、上の階の教室の子どもから引き取って、西階段を下りていく、という約束事を皆さんがしっかりと守ってくれたからです。
それは、時間が経って歩く人が少なくなっても変わることはありませんでした。
教室で待つ子どもたちは、おうちの人の姿を見つけると、荷物をもって笑顔でおうちの人のもとへ。
「さようなら」
と、友だちと先生にあいさつをして教室を出ていきました。
2階のホールにいて、迎えに来てくれた保護者の皆さんにお礼の気持ちを伝え、子どもたちに帰りのあいさつをしていると、
「お世話になりました」
「ありがとうございました」
「ご苦労様です」
などと、保護者の皆さんが笑顔で言葉をかけてくれました。
保護者の皆さんが何かと忙しい中で都合をつけなければならないことを承知のうえで、この訓練を計画、実施しているのに、感謝や労いの言葉をもらうなんて。
恐縮すると同時にとてもうれしく、ありがたく思って立っていました。
教室で待つ子どもたちの数はどんどん減っていき、私たちが想定していたよりもずいぶん早く、全員の引き渡しが完了しました。
学校では、今回の訓練を振り返り、連絡の段取りや校舎内の案内、誘導、引渡しの方法や手順等々を検証して、緊急時、子どもたちを安全に確実に、かつ迅速に保護者のもとに渡せるよう改善を続けます。
保護者の皆さん、ご多用にもかかわらず、訓練に協力してくださってありがとうございました。
