6年が国語で取り組んでいるのは「プレゼンテーションをしよう」という単元。
自分たちの学校生活をよりよくするための工夫を考え、資料を使ってプレゼンテーションで提案しようというのです。
これまで子どもたちは、班で決めたテーマについて、問題点を明らかにしたうえで、その根拠となる事実や気になることを聴き取りやアンケートを通じて調べ、資料にまとめてきました。
この時間は、その資料を使った“プレゼンテーション”の時間でした。
1班ずつ前に出て、プレゼンテーションソフトを用いて作った資料をスクリーンに映しながら、自分たちの調べたことや考え、提案をクラスのみんなに向けてプレゼンします。
黒板に書かれた、各班のテーマは
「授業に集中す反応しながらるために」
「トイレのスリッパ」
「廊下歩行」
「休み時間のすごし方」
「いす問題」
「掃除用具の現状と今後」
「うわさや秘密のいやがらせ」
「残さいを減らすために」
といった、日頃の学校生活や学習場面で気になることや改善すべきことが取り上げられていました。
発表者の話や説明をうなずきながら聴きいていた子どもたちは、プレゼンが終わったらその評価。
「グーグルフォーム」に用意されたアンケートに、プレゼン全体のまとまりと資料について3段階で評価し、その理由を書き込んで提出していました。
プレゼン資料は、アンケートの結果をグラフにまとめたり、写真や図が添えられていたりと、それを見ながら話を聴くと、内容や伝えたいことがよくわかるものになっていました。
これまでに調べ、考え、この時間にみんなで共有したことを行動に移して、学校生活をよりよいものにしましょう。