今日は、2年生が教室に用意した「おもちゃランド」に1年生を招待しました。

2年生はこれまで、「一年生に喜んでもらう!」をめあてに、おもちゃの工夫や渡す景品の準備を進めてきました。
さすがに、おもちゃもいろいろと工夫されています。
的あては、投げる球がたくさん用意されていて、一年生に優しい仕様です。

こちらは、タブレットで流す曲に合わせて、箱の”太鼓”をペットボトルの“バチ”で叩く『太鼓の達人』ゲームを説明しているところ。おもちゃの内容も、イマドキです。

自由にあちこちの『お店」を回って楽しむ1年生。
迎える2年生は、自分の『お店」に来てもらおうと一生懸命です。
その様子を見ていて気付いたのが、2年生が1年生に話すとき、腰をかがめて目線を合わせようとすること。

口調も表情も、やわらかで優しい感じです。

そして、たくさん景品をもらった1年生が持ち切れずに困っていると、さっと袋を用意して「これに入れな」とさすがの心遣い!

上級生としての自覚が育ってきていることを感じます。
さらには、人気が高すぎて景品がなくなったお店は、景品の折り紙を急ピッチで折って補充していました。

こんなところに見える「臨機応変」の力にも、成長の跡を感じる2年生です。
そんな2年生も、担任にお店の状況を話すときは、“上級生”としての意識を一休みして、少しホッとした表情で話していました。

1時間の「おもちゃランド」が終了すると、1年生は中央に集まって、感想を聞かせてくれました。2年生は、自分のお店が「楽しかった」と言ってもらえるかどうか、ドキドキしながら聞いていました。

最後に1年生の担任から、「1年生の皆さんは、来年は2年生として、次の1年生を楽しませることになります。できるかな?」と問われると、1年生のこどもたちは、来年に向けた意欲で目を輝かせていました。
こうやって、“上級生”としての意識が受け継がれていくんですね。
2年生の皆さん、お疲れさま!
1年生の皆さん、来年がんばってね”
※この、2年生が1年生を招待する『おもちゃランド』の活動。
今後は他のクラスも順に行っていきます。