水曜日は「はまだっこ応援団」の読み聞かせで始まります。
今日の読み聞かせ会は、5年の教室で。
5年生も、絵本の読み聞かせを楽しみにしているようで、写真のように、読み手の手元の絵本、スクリーンに映された映像をジーっと見つめ、絵本の世界に浸っていました。
読んでくれたのは…
◇せかいで いちばん つよい国
作:デビッド・マッキー 訳:なかがわ ちひろ
むかし、ある大きな国の大統領はいろいろな国へ戦争をしにいきました。
自分たちと同じように幸せに暮らせるのだからと、次々に征服をしていったのです。
とうとう、征服されていない国は、とても小さな国、たった一つに。
その国には兵隊がいないどころか、なんだか歓迎をしてくれているよう。
互いにおしゃべりをし、歌をならい、台所に立ち、やがて仕事を手伝うように。
戦いにもならないこの征服を終えた大統領は、満足そうに
「せかいをすくう せいぎのみかた! 大きな国は つよい国!」
と言いますが、本当にそうでしょうか?
勇ましくも、どこか明るくユーモラスに描かれたこの物語。
どちらが悪いとも、戦争が良くないことだとも書かれてはいませんが、
「どこかおかしい。何かがちがう」
読むうちに、様々な気持ちが少しずつ生まれてくる絵本です。
◇あしたのてんきは はれ? くもり? あめ?
作・絵:野坂勇作
あしたの天気がわかったら、とってもいいですね。
空を見あげてごらん。
雲の形や動き、夕焼けや生き物の様子を観察するとわかるんだよ。
「ゆうやけは晴れ」「傘雲は風と雨」など、昔からある空を見て天気予報をする方法をお芝居にして教えてくれる、幼い子どもにもできる天気予報の本です。
◇あずきとぎ
作:京極 夏彦 絵:町田尚子
本物の「妖怪」とは何かを問う「京極夏彦の妖怪えほん」シリーズの1冊。
シンプルにそぎ落とされた言葉から生み出された怖ろしくも美しい絵本の世界。
息をのむほど神秘的で妖しい絵は、一瞬にしてわたしたちを男の子がいる場所へ、男の子の肌感覚を身に纏ったような不思議な世界へと誘います。
恐怖よりも好奇心が勝る子どもにはたまらない入口なのかもしれません。
…男の子に何が起きたのか、しる人は誰もいません。
白い犬と黒い蜻蛉だけが知っている。
本当に怖いですよ。