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浜田小学校150周年記念行事

ご参加、ご協力ありがとうございました。
児童・教職員・保護者・地域・卒業生・関係機関等、
総勢約800名の参加により行うことができました。
 

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学校日記 はまだっ子の様子

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2025/12/08new

自分を守るのは・・~生命と性の指導~

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
本日、学校に助産師の方を招いて、4年生が性と生命について学びました。

冒頭、「自分の身体や心を守るのはだれ?」と聞かれたこどもたち。
多くの子が大きな声で「自分!」と答えました。
今から行うこの学習は、
〇健康で
〇危ない目に遭わないために
行うのだと話があり、内容に入りました。

「くち」「むね」「せいき」は『プライベートパーツ』と言って、とても大事なところ。
他の人が勝手に見たり触ったりしてはいけない。それは心と身体を深く傷つけることになるから。
好きになった人との間でも、自分が「いや」と思ったら相手が見たい、触れたいと言っても断らなければいけない。決めるのは相手ではなくて自分。これを『性的自己決定』と言います。と、熱心に語っていただきました。

ネットの危険にも触れながら、「無理にプライベートパーツを見ようとしたり触れようとしたりする大人が出てくるかも。嫌な時はとにかく、
〇「いやだ!」と言う。
〇逃げる。
〇信頼できる大人に話す。
ことが大切。もしも無理にされたとしても、悪いのは自分じゃないよ。する人が悪いんだからね。信頼できる大人に言おうね。
プライベートパーツに触れるには、「尋ねる」ことと「同意」が必要だよ。」
と温かいまなざしと共に語り掛けてくださいました。
こどもたちも、話に引き込まれて真剣な表情で聞き入っていました。

そして、話題は「思春期」へ。
「イライラしたり、落ち込んだりすることって、ない?」
と尋ねられると、多くのこどもが手を挙げていました。
身体にも心にも大きな変化が起こる思春期は、いろいろなことを感じるけど、上手に感情をコントロールしていこうね。人や物に当たることは良くないから。
みんなは「寝る」「好きなことをする」「好きなものを食べる」「大声を出す」などちゃんとコントロールする方法を言ってくれました。
とにかく、「人に当たる」ことと「物を壊す」ことはだめだと覚えておいてね。ゲームは、呼吸が浅くなっていることもあり、感情を落ち着かせることには向きません。というお話がありました。

次の時間は、命の尊さについて学ぶ時間でした。
生まれたての赤ちゃんと同じくらいの大きさ、重さの人形を持ってきてくださり、「あかちゃんは、生まれた時から20~30㎝くらいのところは、ぼんやり見えてるんだよ。だから、抱っこする人が目を合わせることはとても大切」というお話には、こどもたちもビックリ。


生まれて間もなくは首が座っていないこともあり、抱っこするときは気を付けて、という話を聞き、こどもたちはドキドキしながら、次々に赤ちゃんの人形を抱っこしていました。

「そうそう、それでいいよ。上手にだっこしてるね」と声をかけていただき、こどもたちは緊張しながらも少し安心した様子でした。

最後に、お腹に赤ちゃんのいる妊婦さんは体重が8~10㎏ほど増え、足もとも良く見えなくて大変なこと、そんな大変な思いをしながら、尊い命を育んでいくという話を聞かせていただきました。

こどもたちにとっては、日常生活の中で意識することが少ないながら、とてもとても大切なことについて学んだ2時間でした。

浜田小学校では、この講師を招いた性と生命の話を、毎年4年生で行っています。
こどもたちの命と心と身体を守るため、ご家庭でもぜひ話題にしていただければと思います。
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