学校日記 はまだっ子の様子

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2022/10/12

4年 ポンポンポンポンポンポン

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
校長室で執務していると、外から
「ポン ポン」
と、何かがはじけるような音がいくつも聞こえてきます。
運動場を見てもだれもいません。
音の出どころは体育館でした。
体育館へ向かうと、そこにいたのは4年生。
“空気でっぼう”で、理科の実験をしていたのです。
筒に“後玉”を詰めて“押し棒”で位置を調節したら“前玉”を筒の前から詰めます。
そのまま勢いよく押し棒を押し込むと
「ポン」
と、気持ちの良い音を立てて前玉が飛んでいきました。
天井に向けて「ポン」
前に向けて「ポン」
2人同時に「ポン」
壁をめがけて「ポン」
バスケットゴールを狙って「ポン」
ただ遊んでいるわけではありません。
より遠くへ前玉を飛ばすためにはどうすればよいか、
どうしたら前玉は少ししか飛ばないようになるか、
考えながらいろいろ試します。
そして、全員が青いラインの上に一列に並んで
“飛ばさない選手権”を開催。
教師の合図で一斉に飛ばすのですが、
「ポン」
「ポン」
「待ってー」
「まだぁ」
玉を詰めているときに飛んでしまう子が何人もいるのです。
そろったところで
「せーの」
「ポン」「ポン」「ポン」「ポン」…
次は“遠くへ飛ばす選手権”
用意ができたらみんなで
「せーの」
「ポン!」「ポン!」「ポン!」「ポン!」「ポン!」「ポン!」
さっきより小気味よく威勢もよい音とともに前玉が飛んでいきました。
こんな実験を通して子どもたちは、“閉じ込めた空気”の性質を探っています。

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