5年生が栄養教諭と、もしもの災害時の食事について考え、学びました。
子どもたちがみんなで考えたのは、「もしもの災害に備えて、どんな食べ物を備蓄しておくといいか」。
大きな地震や台風などの自然災害が起きると、水道や電気、ガスのいずれか、またはすべてが使えなくなる恐れがあります。
交通網が寸断されて食べ物が何日も届かないことも想像されます。
そんなもしもの時に備え、家庭では何を備蓄しておくといいのかというのです。
子どもたちからは、水、パン、アルファ米、干物、おやつ、チョコレートなど、長持ちするだろうと思ったものがいくつか出されました。
災害の起きた厳しい状況を考えると、“長持ち”というだけでなく、「長く保存できる」「常温で腐らない」「そのまま食べられる」という条件も満たさなければなりません。
改めてグループで考えて出されたのが、カップラーメンやクッキー、栄養補給食品などでした。
東南海地震というとても大きな地震が起きると想定されているこの地方。
もしもに備えた、食品の備蓄はとても大切なことです。
学校では、水と火が使えるときに食べられるパスタと何も調理せずにそのまま食べられる“救給カレー”が備蓄されています。
今日の学習を参考に家庭でも、もしもの時に備えた備蓄について話し合ったり、備えてあるものを点検したりしてはいかがでしょうか。
備蓄するうえで大切なこと、意識するといいことを教わったので紹介します。
①いろいろな用途、種類の食品を備蓄する
飲み物、ご飯もの、おかずになるもの、おやつになるものや甘いものもあるといい
②ローリングストック
備蓄しているものでも消費期限が近づいたら食べる。
そして、新しいものを書いたす。
こうして、せっかく備蓄していたのに口にできない、ということが起きないようにする。