代表が前に出て、
「6年間ありがとうございました。
感謝の気持ちを込めてこの会を開きます。
どうぞ楽しんでいってください」
と、あいさつし、“感謝の会”が始まりました。
みんなで一緒に楽しもうと、6年生が考えてくれたのは、
「誰でしょうゲーム」
子どもたちが、一班ずつ順番にステージ前に出てきます。
そのとき、後ろのスクリーンに映されるのは、その子たちの小さい時の写真。
1枚の写真が映された場合は、それが誰のものか、全員のものが映されたときは、その写真の並びが班の子どもたちの並びと同じか違うかを当てるというゲームです。
3,4人の子が前に出て、写真が映されると、とってもかわいらしく、愛らしい子どもの姿や表情に、まずはここで歓声があがりました。
さて、どの写真がどの子の小さい時のものか、教師も子どもも一緒になって考えます。
見るかるに「Aさんだ!」とわかるものもあれば、「いったい誰だ?」と、全く見当がつかない写真や「Cさん?Dさん」と迷う写真も。
男の子か女の子かさえもわからないものもありました。
班で相談して決めたら、頭の上に腕で○か×かを示します。
答えが発表されると、またまた歓声。
「ほらね、そうでしょ」
「えーっ?!」
「ホントに?!」
みんな大騒ぎでした。
みんなに回答を示してもらう前に答えを言ってしまうなんてハプニングもありましたが、子どもたちの成長がよくわかる、とっても楽しいゲームでした。
司会が
「次は、“プレゼント渡し”です…」
と、次のプログラムを紹介していると、
「ちょっと待ったー」
と、叫ぶ一人の教師がステージ前へ乱入。
「先生も、『誰でしょうゲーム』を用意してきました。
やってもいいですか?」
「はーい」
というわけで、ここから
“誰でしょうゲーム 先生編”に突入しました。
映された写真の主がわかったら、その教職員を指さす、というルールです。
これは、子ども編以上に驚きの連続。
正解が発表されるたびに、子どもたちは驚き、そして大喜び。
それが担任の写真だと、盛り上がりも倍増していました。
教師がこんな企画を用意していたとは知りませんでした。
私の写真はもちろんありません。
なぜなら、“白黒写真”なので、すぐにばれてしまうから。
あとで、同年代の教師と、
「私たちは、カラーじゃないもんね。
白黒!
服装も全然違うしね」
なんて言い合って、いじけていました。
次は、“プレゼント渡し”。
英字新聞風の包装紙を開けると、中にはきれいに折りたたまれた“ランチョンマット”が入っていました。
水色のチェック柄のマットです。
6年生が、好きな色を尋ねに来たのは、このためだったのだなと、納得するとともに、心遣いをうれしく思いました。
早速、校長室に飾っているプリザーブドフラワーの下に敷きました。
終わりの“代表のあいさつ”では、
「6年間、ありがとうございました。
いろいろな先生のおかげで、ここまで成長してきました。
積み重ねてきたことをエネルギーに、中学校へと飛び立ちます」
と、感謝の気持ちと、進学への思いを述べていました。
会の締めは6年生全員の合唱。
「旅立ちの日に」を歌って聞かせてくれました。
伸びやかな高音、きれいなハーモニー、感情豊かな表情
「三泗音楽会」のステージを思い出しながら聴いていました。
楽しい時間はあっという間。
私を先頭に1列に並び、6年生の作る花道を通って体育館を後にしました。
子どもたちが感謝の気持ちを伝えるために、私たちを喜ばせよう、楽しませようと考え、準備してくれた“感謝の会”。
楽しかったのはもちろんですが、この時間で、6年生との距離が、今になってまた、グンと縮まったように感じました。
6年生の皆さん。
心温まる、素敵なひとときをありがとう。