“篆刻(てんこく)”とは、“篆書体(てんしょたい)”の文字を“はんこ”として刻むこと。
そのはんこは、書道や水墨画、色紙などの“落款印(らっかんいん)”などによく用いられます。
その篆刻に5年生が、ペットボトルのふたとスチロール板を材料にして取り組んでいました。
まずは、自分の名前の漢字の篆書体を知ることから。
インターネットで篆書体のわかるサイトを開いて、はんこと同じ大きさの四角の中に、自分の名前の漢字1文字1文字を篆書で書き表します。
他でレットの画面を何度も見ながら、1画1画丁寧に書き進めます。
すべての文字が描けたら、その中からはんこに使う1文字を決定。
名字の頭文字?
名前の頭文字?
見た目がかっこいい文字?
決めたらその文字を、今度は“写し紙”に写します。
次はいよいよ刻印。
写し紙を裏返してスチロール板の上に乗せ、篆書体の文字を鉛筆で強くなぞってへこませます。
こうすることで文字の形に溝ができ、インクをつけたときに白い文字が浮かび上がります。
スチロール板を両面テープでペットボトルの蓋に貼り付けたら、はんこのできあがりです。
子どもたちは、はんこが完成すると、それを持って教卓へ行き、スタンプ台にポンポンと版面を当ててインクをつけて、“試しおし”をしていました。
赤い地に白くくっきりと浮かんだ、篆書体の字を見てご満悦。
教卓のお試し用の紙や自分の用紙に何度も押したり、友だちと見せ合ったりしていました。
これから、書写の作品や図工の絵画作品などに“落款”としておしていくそうです。