運動場を斜めに横切る白い直線。
その東の端には、6年の2人の担任。
手にはストップウォッチが2つずつ。
50m走のタイムを計測するのだと想像できましたが、直線コースのほぼ中央にも、並んで立っている子がいます。
コースの西端に立つ教師が赤い旗を構えて
「よーい」
と、走る準備を促すと、スタート地点にいる子はもちろん、中間地点にいる子も構え、
「ドン」
の合図で一緒にに走り始めました。
わかりました。
これは、タイムを計る子が全力で、力を出し切れるようにするための仕掛けです。
追いかける目標となる子が前を走ることで、その子に追いつこう、その子との距離を詰めよう、という意欲を持って全力で、しかも最後までスピードを落とすことなく走り抜けるようにしていたのです。
ゴールした子どもたちは、自分のタイムを測った教師のもとへ行き、ストップウォッチでタイムを読み取ると、朝礼台に移動して、そこに置かれたタブレットに記録していました。
1クラスの全員が計測を終えたら攻守交代。
今度は、計測を終えた子どもたちが目標となって走ります。
