12月1日、6年生が港中学校へ出かけ、「反差別・人権研究所みえ(ヒューリアみえ)」から招いた講師に、人権に関する講演を聴きました。
これは、毎年行われている港中学校と浜田小学校の小中連携「学びの一体化」の取り組みで、浜田小学校6年生と港中学校1~3年生、そして港中の保護者の方がともに人権について学ぶ機会です。
まずは、港中学校の校長先生のご挨拶。
6年生のこどもたちは、いつも以上にひきしまった表情で話を聞いていました。

そして、講師のお話。
「人権はすべての人が持っている、幸せに生きるためのもの」という話から、講師自身のこれまでの人生における「幸せ度」を振り返りながら話が進みました。

話を聴く多くのこどもの手元にはタブレット。
話を聴きながらポイントをまとめることができるのは、日ごろの学習の成果です。

学習の成果と言えば、講師が「ちょっと近くの子と話し合ってみて」と言うとすぐに、活発に話し合いができるのも、その一つですね。

1時間あまりの話が、あっという間に終了し、こどもたちは多くのことを学んだ様子でした。
最後には、浜田小、港中それぞれの代表が、講師にお礼のあいさつをしました。
今日聴いた話から考えたことをまとめて、見事に話をしてくれました。
ここにも、学習の成果を感じました。
そして、これで終わらないのがはまだっ子!
講演会が終了すると、講師のところに質問や感想を伝えに行くこどもがいました。
次々にこどもたちが増えて、講師が囲まれて見えなくなるほどでした。

こどもたちの学ぶ意欲の高さに、中学校の校長先生も、「浜田小学校のこどもたち、すごいですね」と感心しておられました。
今回の学びで、深く学んだ6年生のこどもたち。
また、学校全体にもその学びを広げてくれることと思います。