「魚をネタにしたお寿司で、あなたの好きなものは何ですか?」
こんな楽しい問いかけで始まったのは、栄養教諭との“食の学習”です。
マグロ、サーモン、エビ、イクラ、イカ、タコ、ハマチ…
おいしそうなネタが次々と出されました。
続いての問題は、10月の給食献立を見て答えます。
「10月の献立の中から、主菜となっている魚料理を見つけましょう」
子どもたちは、配られた献立表を見て魚の名前がないか懸命に探します。近くの子と一緒に探す子も。
“ぶりと野菜のあげがらめ”
“あじフライ”
などは、簡単に見つかったようですが、
“かきあげ”
のように魚の名前が入っていない料理もあって悪戦苦闘。
10月は、19回の給食のうち6回の魚メインの給食がありました。
さて、この回数を、“多い”と思うか?“少ない”と感じるか?はたまた、“ちょうどいい”か?
子どもたちの感じ方はそれぞれですが、魚には、カルシウムなどの栄養素がたくさん含まれていることはみんな知っているよう。
給食の献立を作成している栄養教諭としては、もっと魚料理をメニューに加えたいのだけど、それがなかなかできないそうです。
そこで、第3問。
「献立表の食品から、水産物や水産加工品を探そう」
かつお節、ちくわ、ツナ、こんぶ、わかめ、さつまあげ…
いろんな料理の具材に、そしてお出汁にたくさん使われていました。
子どもたちに、安全なものを安心して食べてもらうために、国産のものを使うと、どうしても価格が高くなること。また、低学年ほど、魚を苦手とする子が多いこと、などの理由から、魚の主菜は、この程度になってしまうそうです。
でも、魚のよさを給食に生かしたい、という思いで、水産物や加工品をメニューに取り入れる工夫をしているのだそうです。
最後に、血液をサラサラにすると言われるEPAや脳の働きを活性化すると言われるDHA、そして疲労回復に効くタウリンのことを教わりました。
“食の学習”には、テストはありません。
子どもたちが、“食”について学んだ結果、成果は、ずっとずっと先の健康状態に表れます。
大人になっても、おじいちゃん、おばあちゃんになっても健康でいられるよう、“日本型食生活”を大事にして、魚をたくさん食べたいですね。
