2つの机をくっつけて、向き合う2人が机の上をにらみつけています。
机の上に並べられていたのは、百人一首の取り札でした。
教師が短歌の下の句を読みだしたら、子どもたちは視線を前後左右に動かして、とるべき札を探します。
見つけたら
「はい!」
と、言って、バシッと札をたたいていました。
取れた子はニッコリ。
取れなかった子は、クッソー、とても残念そう。
どちらが先かわからないときはジャンケンで決着。
これで負けた子は、もっと残念そうでした。
札を並べるときや次の読み札に移る前に、取り札をめくってその裏に書かれた上の句を読んで覚えようとする子もいました。
いろはかるたに百人一首。
みんなで一緒に楽しむ時間が、昔からの日本の文化や風習、遊びに触れるいい機会になりました。