3階のベランダから運動場を見下ろすと、1年生が運動会の団体競技を練習していました。
競技は、直径が自分の背丈ほどもある、大きな玉を転がす「大玉ころりん」。
4つのチームに分かれ、途中の障害物を乗り越えて2人で大玉を転がしていくリレーです。
はじめる前に教師が子どもたちと確認したのは玉の転がし方。
両手の指を下にして、下から上へ、下から上へと玉を押し上げるように転がすこと。
なぜなら、玉の上の方を突くように押すと、勢い余って玉の上に体がのっかってしまうことがあって危ないからです。
合図でスタートすると、列に並ぶ子どもたちから
「下から、下から」
と、友達にアドバイスする声がたくさん聞こえました。
練習で腕を磨いて、本番では一人ひとりの、そしてチームの力を出し切ろう。
