4年生が栄養教諭と“食”について学習したのですが、なんと、そのテーマは
「災害時の食事」
日本は、地理的な条件や気候の特徴から、外国と比べて自然災害が発生しやすく“災害大国”とも呼ばれているそうです。
近年の自然災害で特に印象的なのが、子どもたちからまず挙げられた、地震とそれによる津波が甚大な被害をもたらした「東日本大震災」でしょう。
私たちも油断はなりません。
三重県沖の太平洋には、フィリピン海フレートがユーラシアプレートの下に潜り込む「南海トラフ」があり、遠からぬ将来、大地震が発生すると予想されています。
そこで、“もしも”のときに備える食料について知識を高めよう、というのが、今日の学習のめあて。
さて、災害に備えると言いますが、食料はいったい何日分ほど備蓄しておけばよいのでしょうか。
子どもたちの想像は、
1週間分、10日分、2週間分、3日分…
仮に5人家族だとすると、何食必要か計算すると、
3日なら、5人×3食×3日=45食
1週間で、105食
2週間だと、なんと、210食!
過程でこんなに備蓄するのは、場所も大変です。
正解は、7日(1週間)分でした。
以前は“3日分”と言われていたのですが、東日本大震災の経験から、1週間分は必要ということになったとのこと。
それでは、非常食について学習。
栄養教諭が、災害時の食料として必要不可欠な“非常食”をいくつか紹介しました。
乾パン、レトルト食品、アルファ米、缶詰…
そして、非常食には、様々な工夫がされていることを、シフォンケーキを例に教わりました。
缶の側面に貼られたラベルの絵や文字に合わせて缶を立てると、プルタブの付いた開口部が下になります。
なので、通常、保管しているときはこの状態で、食べるときに缶をひっくり返してふたを開けることになります。
これが、災害時の非常食としての工夫だというのですが、いったいどういうことでしょう。
缶の中のマフィンは、ラベルの絵と同じ向きに紙のカップに包まれて入っています。
子どもたちが考えますが、なかなか正解にたどり着きません。
「手が…」
という、キーワードまでは出たのですが。
「災害のときはどんな状態ですか?」
と、ヒントが出されましたがそれでも…。
実は、
ふたを開けてマフィンを缶から取り出すと、マフィンは紙のカップの底の部分から出てきます。
ということは、
手が汚れていても、紙で包まれたところを持つことができるので、衛生的なのです。
なるほど!
災害時、十分な水がなければ、思うように手を洗うこともできませんよね。
さて、皆さんの家庭はいかがですか?
備えをしていますか?
その備えは十分と言えますか?
恥ずかしながら私は失格でした。
この学習を機会に家族で話し合い、“備え”を進めてほしいものです。
