友だちや家族、親せきと楽しんだ、かつてのお正月遊びの定番と言えば、こま回し、たこあげ、羽根つき、福笑い…。
「いろはかるた」ものそ一つ。
“いろはにほへとちりぬるを…”の47文字に「京」の漢字を加えた48文字について、それぞれの文字から始まることわざを当てはめた歌かるたです。
その「いろはかるた」を2年生が楽しんでいました。
机の上に並べた取り札を囲み、手を膝の上に置いてスタンバイする子どもたち。
「犬も歩けば棒に当たる」
教師が読み札を読み始めると、目でなぞって目当ての取り札を探していました。
見つけると、「はい」と言って札を手で押さえるのですが、子どもたちにはかるた遊びになじみがないのか、普段の授業の癖が出てしまうのか、見つけたときに「はい」と言って手を挙げてしまい、札を取り損ねる子がいました。
1枚の札に何人かのこの手が伸びたときは、一番下の手の子のもの。
判断ができなければジャンケンで決着。
はじめは手を膝の上に置いて座っていた子どもたちでしたが、遠くの札もよく見えるように、速く札を取れるように腰を浮かせて立ち上がる子が出てきました。
かるたで盛り上がった子どもたち。
昔の正月気分を味わえたでしょうか。