1年生道徳「リレーきょうそう」。
運動会練習も始まり、1年生は団体で大玉転がしを練習しました。
「1いになりたいな」「一ばんがとれたらうれしいな」という呟きが聞こえます。元気に練習する1年生です。
しかし、運動が得意な子も苦手な子もいます。なかまのことを考えあう場として、今回の道徳では「リレーきょうそう」という題材を取り上げました。
お話…「てっちゃんがいるから、いつもぼくらのチームがまけるんや」と、みんなは、てっちゃんをなかまはずれにしました。てっちゃんは、大きなこえでなきだしました。みんなは、きこえないふりをして、リレーきょうそうをしました。てっちゃんがぬけたのでそのチームは、はじめてかちました。
イラストとともに、読んだ1年生からは、「それはダメ」「かわいそう」の声。
「1いはうれしいけど、てっちゃんがいなかったら…」
「てっちゃんがいて…」
「みんなが走ることが大事…」
「4いでも、うれしそうなネズミがいる…」
話し合いや感想に「なかまはずれはいけない」「うれしいのはいちばんだけじゃない」「がんばったらうれしい」「まけてくやしいけどうれしいきもちもある」と、これまでの経験から感じた言葉を出されていました。なかまのことを考えながら、競争を楽しむ気持ちを育んでいってほしいと思います。
