四日市市立日永小学校
 
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2023/07/15

自分の命は自分で守る(6年生着衣水泳の授業)

| by 日永っ子のようす

14日(金)の午前中、6年生が1クラスごとに「着衣水泳」の授業を行いました。「自分の命は自分で守る」体育担当の先生がまずお話しします。プールの授業は今シーズン安全に終了することができました。夏休みに入る前に大事な命を守るための学びを行います。海や川、プールなど水遊びをすることのの多い夏です。服を着たまま水に入ることがいかに危険なことか確認することから始めました。
★まず、服を着たままプールに入り歩いてみましょう。

いつもの授業とは全然違うことを感じる日永っ子たち・・・。歩くだけでも大変で身動きがとりにくく非常に気持ち悪いという声が聞こえます。
★次に、できる範囲で泳いでみましょう。

大変泳ぎにくく、すぐにあきらめる子どもたち。ここで先生からお話があります。普段の水泳の授業での感覚とは全く異なります。この格好で無理に動こうとするのは命の危険が高まります。どうすればよいかみんなに聞きます。「そう、浮くことです」「みんな、上手に浮けるかやってみましょう」
なかなかうまく浮けません。うまく浮いている子は、力を抜いて鼻と口の部分だけを水から出せるようにしています。先生が言います「この状態で水から外に出せる体の部分は全体の2%だけなんです」
「手を挙げて助けを呼ぶことは危険です。おでこも水の中でかまいません」(写真はみんなで浮いていられる時間を競った上位3名の写真です)

★いかに浮くのが大変かを学んだ次に道具を使ったら浮きやすいかどうか確認します。

「救助用の浮輪はどう使いますか?」「ボールならどうですか?」「ランドセルをしょっていたらどうしますか?」それぞれやってみて確認します。ボールはラッコのように持って浮くのが大事です。

最後にみんなでビニール袋が近くにあったという想定で、それを使ってどう使うかやってみます。

安全に水遊びを行うことがもちろん大切です。万が一、溺れそうになった時にはまず浮くこと、そして救助を待つこと、命の危険を少しでも避ける手立てを確認します。もし、おぼれている人がいても、自分で助けに行かず大人をよぶこと、浮くことに手助けができることを考えることが大切とみんなで確認しました。
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