四日市市立日永小学校
 
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2021/06/16

1,6年 校長先生を救い出せ

| by 日永っ子のようす
かねてより6年生が準備を進めてきた「学校探検」が行われました。
始めに私も出演した“オープニングムービー”が流され、この探検の目的が伝えられました。
それは…、
勉強がいやで学校が嫌いな6年生数人が、学校を無くしちゃおうと考え、校長を誘拐しました。校長を救い出して学校を守るにはと突き付けられたミッションが、グループで校内を巡って“QRコード”を探してタブレットパソコンで読み取り、示された課題をクリアしてパスワードを集めていくというもの。パスワードを解読したグループが一定の数以上いたら、校長を解放するというのです。
このムービーを見た子どもたちは、大爆笑すると同時に探検のモチベーションをグンと上げたようです。
(ある教師に、「すごく受けてましたよ。大子どもたち爆笑。オスカー級の演技でした」と褒められちゃいました)
それではグループで“学校探検”に出発!
廊下、運動場、中庭…、校内のいたるところに“QRコード”が置かれています。サングラスをかけた怪しげな人の首からも提げられています。
見つけたらタブレットでパチリ。グループのみんなで力を合わせて課題に取り組みます。
「QRコードがあった」と喜んでタブレットを向けて撮影したところが「これは、ダミーです」なんて表示が画面に現れることも多々あるようです。この「がっかり」も探検をより盛り上げますね。
廊下を歩いていたら、
「あー!?校長先生、いたよ」
「あれー?1なんで、いるの?」
「逃げてきたの?」
「助かったの?」
驚く子、キョトンとする子、不思議そうに固まる子、
出会った1年生のほとんどが、こんな反応をするので、“校長の双子の弟”ということにして少し歩いたのですが、せっかくのゲームの楽しみを奪っては…と思い、早々に校長室へ引っ込みました。もっと、子どもたちの様子を見ていたかったのですが。
ということで、わずかな時間、一部の子どもたちの様子しか見ることができなかったのですが、どのグループも「静かに歩く」といった約束事をしっかり守って行動していたので、授業中の学級に迷惑となるようなことは見受けられませんでした。また、6年生は、1年生を楽しませることを最優先に、常に気を配ってサポートに徹している様子がうかがえました。
一方で、実行委員のがんばりも見逃せません。
本部でタブレットを前に、トランシーバーを持って全体の状況を把握するとともに、問題があればいざ出動と待機する子。
トランシーバーを片手に校内を歩き、チームのサポートや本部との連絡にあたる子。
サングラスをかけ、怪しげな姿で廊下や中庭に立っいる子。
この「学校探検」が円滑に進められ、みんなが楽しめるものになるために、みんな欠かせない存在で、とても大きな役割を果たしました。
そして集合時刻になり、教室に再び戻りました。
結果、無事ミッションをクリア。みんなが力を合わせて校長を救出することができました。
企画から準備、リハーサル。頭と体を使い、経験と知恵を生かし、みんなが力を合わせて運営にあたった6年生全員に、心から
「ありがとう、ご苦労様」

PS 最後に反省。
  ずっと校長室にこもっているべきでした。ごめんなさい。



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