２年生の書写の様子です。

子どもたちの手には、「筆ペン」のようなプラスチック製の軸の筆。

水の入ったペットボトルの中に筆先をちょんちょんとつけて家に水を含ませたら、ピンクの板の上で練習します。

縦画・・・トン、スー、ピタッ。

折れ・・・トン、スー、ピタッ、カクン、スー、ピタッ。

右はらい・・・トン、スー、ピタッ、スウッ。

曲がり・・・トン、スー、グググッ、ピタ、ピョン。

これは、「水筆」と「水書ボード」を使った「水書」での毛筆。点画の書き方を練習します。

ピンクの「水書ボード」は、少し時間がたつと書いたものが乾いてきれいに消えてしまうので、点画の始筆から送筆、止め、はね、払いといった終筆までの一連の動作を繰り返し練習することができます。

子どもたちも、教師の指導とお手本に続いて、ボードに練習。

筆で字を書くことに慣れていない子どもたちは、力加減や太さの調節が難しそうです。それでも書くのは楽しいようで、いくつもいくつも、何度も何度も書いていました。

この「水書」を通して、鉛筆やペンを使って書く硬筆でも、正しく丁寧に筆を運ぶ習慣を身に付けられるといいですね。