本日5時間目、「緊急児童討論集会」と題し、高学年各クラスの代表委員がパネラーや司会進行を務め、全校児童に向けてパネルディスカッションを行い、今の課題について全校児童が考えあいました。

その課題とは、「20分休みのあと、3時間目の授業開始に間に合わず授業が始められないという問題」です。

そこで、以前の委員会時に代表委員で話し合い、予鈴を少し早めて8分前に鳴らしてはどうかという意見が出されました。今日は代表委員が「反対」「賛成」それぞれの立場で意見を発表しました。

「賛成」側の意見では、慌てて教室に帰ると、ぶつかってケガをすることがあるということが出されました。

「反対」側の意見では、20分休みを楽しみにしている人が多く、できていない人のために短くなるのは嫌だということが出されました。

現在の各クラスの様子は、3限目開始時刻に全員が間に合っているというクラスもありましたが、チャイムが鳴ってから教科書を取りに行ったり、トイレに行ったりしている子がいるといった現状も出されました。

今年海蔵小にかわってきた先生へ以前の学校での様子を聞いたり、フロアに意見を求めたりしながら、討論会は進んでいきました。

間に合っていない人だけの問題ではなく、注意していない人もいて、みんなで声をかけていくことが大事なのではないでしょうか。

予鈴をいつも意識して遊べばいいのではないでしょうか。

などなど、意見が出されました。

今日ははじめてこのような全校集会を行いましたが、子どもたちが学校の課題に対して、「先生に言われたからこのルールです。」ではなくて、どうしていくと良いのか自分たちで考え正しいことを判断できる（考えられる）良い機会となりました。

これぞ、海蔵小学校のめざす子どもの姿の「規律」：きまりを理解し、自分で考え、正しいことを判断できる子の育成につながる児童集会となりました。

司会進行やパネラーを務めた代表委員のみなさん、今日の会に向けての準備や当日の進行、お疲れさまでした。

今後も、ますます海蔵小学校をよりよい素敵な学校にしていきましょう！！