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2021/03/16

R2 輝け!三滝中 No.20

| by 学校長
卒業式
  3月8日(月)に第74回三滝中学校卒業証書授与式が行われました。きれいに改修された体育館で素晴らしい式が行われました。楽しみにしていた活動がなくなったり、制限が加わったりすることがあっても、できる活動をしっかりと受け止め、やり遂げてきた卒業生のみなさんは立派でした。私たちは、卒業生の皆さんの行く先々が、夢や希望に満ちた場所であることを祈っています。そして、皆さん一人ひとりが、誰からも大切にされ、自分自身を成長させていくことを応援し続けます。
【答辞】 鈴木 美緒   【送辞】 加藤 隆之介 

【答辞】(一部抜粋) 
〇ある日突然、新型コロナウィルス感染症のため学校が休校になり、私たちは当たり前の学校生活ができなくなりました。時には面倒くさいと思った学校も、いざ休校となると寂しいものでした。
〇楽しみにしていた修学旅行も、予定が変更されましたが、行くことができて本当によかったです。常にマスクを外すことのできない状況でしたが、楽しそうな声であふれていました。・・・大阪には行けなかったけれど、その分戦争や震災の恐ろしさを深く学ぶことができたと思います。
〇修学旅行が終わるとすぐに体育大会の練習が始まりました。・・・全員リレーや大縄跳びはとても盛り上がりました。私のクラスは大縄跳びのグループを得意な人とそうでない人に分けていました。最初は得意な人のグループが数を稼いでいましたが、練習を重ねるごとにどちらのグループも多く跳べるようになりました。体育大会当日は練習を大きく上回り、1位を取ることができ、努力することの大切さを学んだような気がします。
〇最後の三滝祭は感染症対策をしながら行われました。私はクラス合唱の指揮者だったので伴奏者や合唱実行委員と一緒に指示を出していましたが、中にはすぐにしゃべってしまう人や、面倒くさそうにしている人もいました。きっと指示され続けるのに疲れていたのだと思います。そこで、クラスのみんなに改善点を聞いてみると、もっとこうしたほうがいいと言ってくれる人や、プリントを作ってきてくれる人もいました。今年は、三泗音楽会がなくなってしまい、目標を失ってしまった人もいたと思います。そんな中でもみんなが頑張れたのは仲間の存在があったからです。
〇2年生の皆さんとは長い時間を共に過ごしました。私たちにとって一番最初にできた後輩で、もっといっしょにいたいという気持ちでいっぱいです。皆さんに伝えたいことは、悔いの残らない学校生活を送ってほしいということです。私自身、もっと楽しんでおけばよかったなあと後悔したことがたくさんあります。困ったときはお互いに手を取り合って頑張ってください。
〇家族にはたくさんの迷惑をかけました。それでも家族は私たちのことを支え続けてくれました。つらい時もうれしい時も、その気持ちを一番理解してくれたのは家族です。どんなつらいことがあった時も家族という居場所があったから頑張ることができました。私は家族のことが大好きです。これからもまだまだ迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします。
〇3年生のみんな、みんなと過ごした時間は忘れられない思い出です。喧嘩することもあったけど、お互いに助け合える存在でもありました。・・・みんなと出会えたこと、3年間共に過ごしたこと、すべてが当たり前のようでかけがえのない日々でした。本当にありがとう。

学校関係者(コミュニティスクール委員)評価より
【知】確かな学力の定着
・授業中意欲を持ち、友だちと教え合ったり、深め合ったりして、主体的に学習している様子がよい。
・地域子ども教室『三滝未来塾』が、学習の苦手な生徒に対する支援の場として有効な取組となるよう継続・発展させていきたい。
・コミュニティスクール、PTAが主体となって運営している漢検・英検について、本校生徒の関心の高さがうかがえる。
・定期テストだけではなく、一単元ごとのテストを多く取り入れるなど、小中のなめらかな接続を期待したい。
【徳】豊かな人間性の育成
・学校では、興味ある授業や意欲を持って取り組める行事が行われており、生徒も楽しいと感じている。
・行事に意欲的に参加している生徒が多く、地域のなかでも挨拶がよくできる姿が見られる。
・道徳や総合学習を通して、「自分の生き方(現在の姿)」を見つめられるようになってきている生徒は多い。ただし、1割の生徒は否定的にとらえているため、自己肯定感を高められるような指導が必要である。
【体】健康・体力の向上【安】安心・安全
・学校では、健康で安全に生活を送ることができていることが伝わってくる。
・体育大会や三滝祭(文化祭)などの大きな行事を中心に学校の取組に意欲的に参加している様子が伺われる。
・登下校での自転車の運転状況については継続的な指導が必要である。また、外部機関を活用することも検討していいのではないか。
・交通安全や防災対策、部活動や委員会活動などの自発的な活動をさらに充実させていけるとよい。
【開】保護者・地域・関係機関との協働・連携
・「学校だより」の自治会回覧やホームページの更新数増などは、開かれた学校づくりを進めるうえでよいことである。
・職員の誰もがホームページ等を更新できるICTの研修の実施を期待したい。特定の職員に業務が偏らないよう、働き方改革にも留意いただきたい。
・地域子ども教室『三滝未来塾』を継続していくなかで、今後、卒業生が学習支援員として参加してもらえるよう、持続性のある取組ができるとよい。そのためにも、子どもたちにとって愛着の持てるような活動の場にする必要がある。
・学校全体が落ち着いているのは日々の取組の成果であると感じている。今後も一人ひとりの自己研鑽、学校全体としての体制づくりに期待したい。


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R2 輝け!三滝中⑳




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