【変更】「学んでE-net」へは左下<メニュー>→<学んでE-net>から                                          2019 国際交流基金 地球市民賞受賞 
 

お知らせ

~本校の状況と多文化共生の学校づくり~

本校は、外国につながる生徒(ブラジルやペルー等から来日した日系人)が全校生徒の約3割を占め、外国人生徒受け入れ拠点校に指定されています。国際教育担当の教員や適応指導員が数多く配置されていて、日本人生徒にとっても多彩な先生の指導の下で、外国につながる生徒と共に、毎日の教育活動に励むことができる環境となっています。
約3割の外国につながる生徒と約7割の日本人の生徒が共に学んでいる本校の状況は、今後の日本や四日市市の国際化の在り方・進め方、多文化共生の学校づくりの方向性を考える上でのモデルとなりえるわけで、本校の状況を強み・チャンスとして捉え「多文化共生教育」を強く推進していくことが重要であると考え、この生徒が主体となった『多文化共生サークル』を立ち上げることになりました。
この『多文化共生サークル』の取り組みは評価され、2019年に国際交流基金より、地球市民賞をいただきました。以下より受賞の詳細を確認していただけます。

国際交流基金 - 地球市民賞|2019年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体 (jpf.go.jp)


 

日誌


2023/06/10

パネルディスカッション

| by 学校より
 本日の3~4限目は5日(月)の「キャリア教育講演会」の続きとして、パネルディスカッションを行いました。コーディネーターに四日市市教育委員会人権・同和教育課長の金原様をお招きし、パネリストとして本校の卒業生である高校生や社会人にも参加していただきました。また、四日市市市民生活部市民生活課多文化共生推進室様や四日市市多文化共生サロン様にも共催していただきながら、「夢を実現するための多様な道~将来の目標を見つけることから始めよう~」というテーマで進めました。
 パネリストの先輩たちからは「中学時代にしておいたほうがいいこと」や「進路先を決める際にたくさん悩んだ体験談や、現在にいたる経緯」についてお話をしていただきました。そのあと、3学年が縦割りのグループに分かれ、3年生が司会、2年生が「書記」を務めながら、「夢を実現するために」、あるいは「夢をみつけるために」、今すべきことを話し合いました。最後に、代表のグループがまとめた意見について発表を行いました。
 前田教育監からは「生徒も先生もしっかりと発表者に注目して話が聞ける。」ということや「拍手をする際に、相手を思いやって長くすることができる。相手を大切にする温かい心が育っている。」と講評をいただきました。
 また、ご参加いただいた笹川地区協議会会長の佐々木様をはじめ、運営協議会委員のみなさまからは、「パネリストの先輩たちは、西笹川中学校で学んだ多文化共生教育が優れていて、誇りに思っている、ということが伝わってきた。」というご意見や、「グループワークでは3年生が全員の意見を引き出し、司会をするのは大変そうでしたが、頑張って引っ張ろうとする姿に感動しました。外国籍の友だちにも自然と助けようとしたりして、3学年で一緒にすることは今後いい影響があると楽しみにしている。」と感想をいただきました。
 最後に、コーディネーターの金原課長様から「生徒のみなさんは、こんなに地域や市役所、また、保護者や周りの仲間に支えられているのだから、困ったときにはどんどん頼って、夢をみつけていったらいいんだよ。」という締めくくりで、パネルディスカッションをまとめていただきました。心が温かくなる素敵な時間となりました。
  
  
  
  
  
  
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