秋にヒガンバナについてホームページにアップしました。その時に紹介した内容が次の文章です。
ヒガンバナは花と葉が別々の時期に出ます。多くの植物は春先に芽を出し、夏の暑い時期に葉を繁らせ、秋に枯れます。ところがヒガンバナの葉は、全く逆に寒い時期に色濃く繁り、春先に枯れてしまいます。ほかの植物の葉があまり生育していない時期に繁っているので、冬にヒガンバナの葉はかなり目立ちます。9月に花が真っ赤に咲いていたあたりを、冬に歩くとすぐ見つかります。普通は花だけが注目されるヒガンバナですが、その葉の芽生えから枯れるまでを見つめると、この植物の命の営みを一層しっかりと実感できます。
今、ヒガンバナの葉が色濃く茂っています。現在のヒガンバナの状態を画像にて紹介します。
9月28日 北斜面で咲いていたヒガンバナ
12月16日 現在のヒガンバナの葉の様子