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2025/02/27

避難所運営ゲーム(HUG)(3年生)

| by 朝明中学校
今日は、NPO法人みえ減災啓発支援ネットの皆さまのご協力のもと、3年生全員で、災害図上訓練・避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。
4限目に、この活動の目的や大まかな流れを確認し準備万端。
5,6限目には体育館に集まって、最初に事務局長の山本さんから、これまで大規模災害が発生した際の避難所のようすを紹介してもらいました。阪神・淡路大震災や東日本大震災をはじめ、昨年1月に発生した能登半島地震の避難所の写真を見ました。壮絶なトイレの写真を見て驚く朝明っ子たち。

過去の経験を活かして、避難所の運営が見直されつつあることも知りました。

その後、20班に分かれ、朝明中学校の校舎や体育館を避難所としてどう運営するか、HUGのゲームスタート!次々に来る避難者をどこに案内するのか、支援物資が届いたらどうするのか。実際に起こるであろう出来事を想定したカードを見ながら、チームで対処方法を話し合い、決定していきます。

すべての避難者を受け入れてパンパンになる班もあれば、体育館の真ん中通路に巨大掲示板を設置するアイデアを生み出す班もあり、個性的な避難所が次々誕生していきます。


ゲーム終了後、各クラスの代表が気づいたことや、災害に備えて自分たちができることを発表しました。「ふだんから備えをすること」「様々な立場の人への配慮が必要なこと」はもちろんですが、「朝明中学校を信頼してもらうこと」という意見もありました。さすが、3年生!


最後には、南海トラフ地震をはじめ、今後のこの地域・朝明中学校区で想定される災害や、そのためにできること、今から準備することの大切さについてお話をいただきました。終了後には、講師の皆さんから「とてもよく話し合える学年ですね。いい雰囲気でした」との感想もいただきました。みんな頑張ったね。
中学生としてだけではなく、これから地域を支える一人として、今日の学びを大切な経験として次に生かしていこう!
16:10