社会科で“くらしのうつりかわり”を学習している3年生が、四日市市立博物館を訪れ、
開館30周年記念 特別企画展「昭和のくらし 昭和の一隅」
を観覧しました。
浜田公園に集まった子どもたちは、学級ごとに2列に並んで座り、教師から話を聴きました。
そこで示されためあてが「2列で歩いていけるかな」。
「はい」と、大きな返事で応えて、出発しました。
歩くこと、およそ20分。
そらんぽ四日市前の広場に到着。
開館まで少し時間があったので、ここでは、博物館内で守らなければならない約束事を確認しました。
企画展が催されている4階まで、階段を上っていったのですが、そらんぽ四日市は、1フロア、1フロアの天井がとても高いので、学校の倍ほども上ったように感じました。
ようやく企画展のフロアに到着。
観覧の準備を整えて、職員の方にあいさつ。
注意することや中でできることなどの説明を受けて、1班ずつ、展示会場へと入っていきました。
会場に入った子どもたちを出迎えたのは、“紙の魔術師”と呼ばれる、太田隆司さんが作ったペーパーアートの数々。
昭和の町の様子を、紙を使って立体的に表現した作品です。
子どもたちは、人、建物、電車、自動車などなど、町の風景が生き生きと立体的に作られているのにびっくり。
近づいて作品をじっくり見たとき、それが紙で作られていることに気づいて再び驚いていました。
その先のゾーンには、昭和の時代の暮らしの中で実際に使われていたものがたくさん展示されています。
教室や保健室も、当時の机などをならべて再現されていました。
奥のゾーンには、“おくどさん”のある台所と茶の間、駄菓子屋さんなどもありました。
子どもたちは、探検ボードに挟んだプリントを見ながら、何かを探すように展示品を見て回っていたので、そのプリントを見せてもらうと、展示されている16個のもの写真が4×4の升目に配置されていて、それを会場のたくさんの展示品の中から探して名前を書き入れ、何に使ったのかを考えるようになっていました。
“白黒テレビ”“プッシュフォン”“レコードプレーヤー”“足ふみミシン”“ソノシート”など。
子どもたちにとって、使ったことも見たこともないものがいっぱい。
子どもたちは、ショーケースに並べられたもの、床に置かれたものを順に見ながら、プリントにあるものを見つけては名前を書き入れ、使い方の説明を読んだり、職員さんに教わったりして学んでいました。
班の友だちと一緒に、懸命に探しても見つけられないものもあります。
そんな時、頼りになるのが、職員さん、ボランティアさんと“パタパタカード”。
ボランティアさんに尋ねると、ものを探すヒントがもらえ、“パタパタカード”は、お目当てのものの写真が貼られたカードをめくると、名前が分かるようになっています。
さらに奥へと進んでいくと、そこは“体験コーナー”。
そこにあるものを使って、暮らしぶりを実感できるところです。
子どもたちは、職員さんに使い方を教わって“黒電話”や“ワープロ”を使ったり、“洗濯板”で手ぬぐいを洗ったりしていました。
そのまた奥のコーナーには、“ジオラマ”が。
昭和30年代、まだ「三重交通」だった頃の日永駅の構内を再現し、そこに周囲の風景のイメージを組み合わせたジオラマがおかれ、当時の電車が線路を周回していました。
写真や映像では見ていましたが、その実物に子どもたちは感動、そして大喜び。
あっちへこっちへ、行ったり来たり。
進んではまた戻り。
走らない、大きな声を出さない、触らないとっいった約束を守りつつ、会場内のものを見て、触って、使って、楽しみながら学習を深めていました。