1年の国語の時間。
「あまい、小さい、まるい…」
「かぶ、トマト、とびら…」
を
「こそこそ、ゆっくり、どんどん…」
「まるめる、たべる、ひっぱる…」。
4つのグループから1つずつ言葉を集めてつなげて、
「◇◇い △△を ◆◆ 〇〇する。」
という文を作っていました。
1人、1つずつ言葉を選んでできた文は
「赤いけいとをどんどんたたく」
「さあ、やってみましょう」
教師が働きかけると、子どもたちは目の前に赤い毛糸を思いうかべ、それを拳でどんどんとたたく動作を始めました。
次にできた文は
「小さいさかなをゆっくりひっぱる」
今度は、目には見えない小さい魚を親指と人差し指でつまむふりをして、ゆっくり両手を話していました。
4つのグループの言葉を見てわかったことは、
1つ目のグループは「どんな(ものか)」を表し、2つ目は「ものの名前」。
3つ目は「人の(動きの)ようす」を表していて、4つ目は「(人が)すること、行動」だということに気づきました。
子どもたちは、適当に言葉を選んでできた文を動作に表し、その文と動きのおもしろさを楽しみながら、文の構造を学びました。