3年生が算数で、1mのものさしを2本使って測った教室の入り口の高さを求める問題に挑戦していました。
1本のものさしを入り口の上に、もう一本を下に合わせると、2本のものさしは20cm重なって1本に連なりました。
このことを、直線を使った図に表して子どもたちは考え、高さの求め方を式に表しました。
子どもたちから出された式の中に、気になる式がありました。
それは、「200+20」。
問題文の中にない「200」という数が、どのようにして現れたのか、ということです。
そのことを説明できるという子が次々と前に出て、人差し指で、また両腕を広げて図を示しながら説明しました。
注目するのは、ものさしの“重なり”。
何人かの説明で、2本のものさしを合わせた長さから、重なっている20cmを引いたものだということが伝わってきました。
そこでペアの子と、しっかり理解できたことを確かめるために、じゃんけんで順番を変えてから、教え合い、聴き合いました。
すると教師が、
「3つの式を見て、何か気がつくことはない?」
と、子どもたちに問いかけました。
子どもたちは、すぐに反応。
ここまで、重なりに注目して一生懸命説明してきたことが、どの式にも関係しているよう。
また、次々と子どもが前に出て、それぞれの式について説明しながら、式が科たる意味、共通していることを整理し、この問題の解き方と表し方に迫っていきました。