先日、4年生が「選書活動」を行いました。
「選書活動」は学校の図書室に入れる本をこどもたち自身が選ぶ活動です。
まず、市内にある子どもの本屋メリーゴーランドの店主“ヒゲのおっさん”に、本のお話をしていただきました。

楽しい本の話にこどもたちは熱心に聞き入っていました。
特に、自分の好きな本が話題に上ると、目をキラキラさせて聞く姿が印象的でした。
その後、ランチルームに並ぶ、本屋さんが持ってきてくれたたくさんの本から、「自分の一冊」を選びます。

自分の選んだ本が図書室に並ぶとあって、こどもたちは真剣そのもの。
悩みに悩んで、本を選びなおしている子もいました。
そして、自分の選んだ本を持って戻ると、”ひげのおっさん”に「これにした~」と見せに行っていました。「おー、いい本を選んだなぁ」と言われて、にっこり!

その後も互いに選んだ本を見せ合ったり、自分の選んだ本を早速読み始めたりする姿がありました。

個人差はあれど、やはりこどもは、本が大好きです。
こうした機会を持つことで、こどもたちがあらためて本に向き合う時間が持てること、大切だと感じました。
また、こうした活動は、「こどもの意見表明権」を発揮する場にもつながると考えます。自分の意見を自由に述べ、それがきちんと考慮される経験を、学校でも多く設けることができるよう、今後も取り組んでいきます。