毎朝昇降口の前に立っていると、こどもたちが登校してきてくれる様子を一番に見ることができます。

大きな声で「おはようございます!」と言ってくれる子、目を合わせてニッコリ笑ってくれる子、私の前まで来て深々とおじぎしてくれる子・・それぞれの方法でしっかりとあいさつをしてくれます。
ある日、校舎に入らず誰かを待っている子がいるので「どうしたの?」と聞くと、「昨日友だちが足が痛いって言ってたから、一緒に上がっていこうと思って」と答えが返ってきたり、新学期当初は上級生が下級生に「靴箱の場所、わかる?」とやさしく尋ねたり、靴ひもがほどけていれば直してあげたりと、素敵な姿に出合うこともしばしばです。

今朝も、こどもたちが元気に登校してくる「いつもの風景」がありました。ゴールデンウィーク真っただ中で、登校に気持ちが向かないかもしれない中、お家の方が励まし、送り出してくださったから、「いつもの風景」が実現しているのかもしれません。ご家庭でのご協力に感謝申し上げます。
その一方、今朝は「いつもと違う風景」も見られました。普段は一緒に来られない保護者の方が何人も付き添って歩いてきてくださったことです。
もしかすると、ゴールデンウィーク中で時間がとれたからと来てくださったのかもしれません。こどもたちの顔も、なんだか嬉しそうです。中には、お子さんが昇降口に入った後も、外から靴を履き替える様子をずっと見守り、最後に中と外で親子のアイコンタクトをして帰っていかれる方もありました。
こどもたちが守られてる、愛されてると感じた一コマでした。
「いつもの風景」を支える、「いつもと違う風景」ですね。
今後も、お家の方の付き添い、大歓迎です。

校長は出張などで不在の日以外は毎日昇降口前でこどもたちを迎えています。
何かお話などあれば、遠慮なくお声かけくださいね。