2年の生活科の時間。
「手つなぎおに」という文章を読んで、子どもたちは考えました。
すぐ近くにタッチできる女の子がいるのに、女の子にはタッチしないたろう君に、文中の先生が「なんで、女の子だとタッチしないの?」と、たずねたときに、たろう君から返事の「だって」の続きを。
子どもたちからは、
「つかまったらかわいそうだから」
「にげたいかもしれない」
「女の子は遅いから」
という意見が出ていましたが、
「『女の子は遅いから』、というのはイラッとする」
「速い子もいるよ」
「速いから、遅いから、というのがダメ」
「わざとはいや」
「これだとつまらない」
といったような、子どもたちが考えたたろう君の返事に対する気持ちが出てきました。
そんなやり取りをしている子どもたちに、教師が問いかけました。
「タッチする人を選ばないと、どんないいことがある?」
「みんなが楽しめる」
「いい気持ちになる」
「盛り上がる」
「みんなハッピー!」
いいことがいっぱいあげられました。
授業が終わりに近づき、振り返りをプリントにまとめていたら、子どもたちから
「3時間目は体育」「体育でやろう」「手つなぎおに、やりたい」
といった声がたくさん上がりました。
こんな子どもたちの声に、教師も応えて
「よし、体育で手つなぎおにをして、それから“ふりかえり”のプリントを書くことにしようか。もちろん、今書いてもいいよ」
3限目、運動場では、手をつないで楽しそうに走り回る2年生の姿がありました。
