1年生が体育で楽しんでいるのは「ボールはこび」という団体ゲーム。
長方形のコート端から、対面の端のかごにボールを運び、その数を競うゲームです。
しかし、“対戦型”のゲームですから、簡単には運べません。
長方形のコートの中に2か所、突破を妨げるゾーンがあります。
そこを突破するためには、腰に付けた“しっぽ”をとられないようによけて通り抜けなければなりません。
授業が始まり、チームごとに整列した子どもたちは、この時間の活動を体かめたらチームごとにウォーミングアップ。
体育館の四隅に分かれて体操し、“しっぽとり”をして走り回って体を温めました。
2つのコートに分かれて対戦。
先攻は、青チームとオレンジチーム。
輪の中のボールを1つ持って、コートの端に並びます。
笛の合図でゲーム開始。
守りゾーンにいる子どもたちの様子をうかがいながら、その中へ。
腰に付けたしっぽを取られるとその先に進むことはできないので、守る側の子は、やってくる子の前に立ちふさがって進むのを妨げ、隙あらばしっぽをとろうと虎視眈々と狙います。
隙をついて、守りをかわして、間をすり抜けて、守りを突破してコートを通り抜けたらボールを白いかごの中へ。
再びスタートラインに戻って新たにボールを持って攻撃にかかります。
「ピー」
笛が鳴って終了。
かごの中のボールを数えて報告したら攻守交代。
攻守ともに終えたところで集合。
教師から“めあて”が伝えられました。
それは、
「さくせんをつかって、たくさんボールをはこぼう」
これまでゲームを重ねてきた子どもたちは、チームワークで相手の守りを突破するためのいい方法をいくつか見つけていたよう。
次のゲームは、それらを駆使して対戦しようというのです。
しかも、めざすところは、相手より多いことだけでなく、1試合目に運んだ数を超えること。
子どもたちは、またまた四隅に分かれて作戦タイム。
小さいホワイトボードを囲んで作戦会議を始めました。
さて、どれだけボールを増やせるでしょうか。
待てよ。
みんなで作戦を話したことがあるから、敵もそれを知っているはず。
どれだけ守りをかいくぐって、守りの裏をかいて攻めることができるでしょうか。
体力と技、そして頭脳とチームワークが試されますよ。