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浜田小学校150周年記念行事

ご参加、ご協力ありがとうございました。
児童・教職員・保護者・地域・卒業生・関係機関等、
総勢約800名の参加により行うことができました。
 

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学校日記 はまだっ子の様子

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2022/11/28

5,6年 「夢への一歩」

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
5,6年生が、“浜田地区青少年を守る会”が当校体育館で開いた講演会で、自然・動物写真家の話を聴きました。
演題は、「夢への一歩」
自分が撮った動物や昆虫の写真をスクリーンに映しながら、シマフクロウやトガリネズミなどの特徴を話した後、一度、北海道の海から姿を消したラッコが、再び戻ってきて増えているという話題へ。
ここで、子どもたちに問いかけたことが
「ラッコが帰って、うれしい?うれしくない?」
なぜ、こんなことを問うたかというと、いなくなったラッコが返ってきたことは、うれしいと思いがちだけど、立場によって思いは違うとから。
それは、ラッコはホタテなどの買いが大好きだから、ホタテをとる漁師さんにとっては迷惑なことかもしれません。
自然界で考えると…
ホタテ等の貝が減る→ホタテ貝のえさになるプランクトンが増える→ホタテが大発生→増えた貝によりプランクトンが激減→貝が大量に餓死
また、貝が減ったことでプランクトンが発生しすぎると、魚の大量死の原因になるというのです。
だから、自然のバランスを考えると、ラッコは人間のライバルではなく、帰ってきてくれたことを歓迎すべき存在だと。
エゾシカの絶滅によって起こったエゾシカの増加とその影響や被害の話もありました。
そして、絶滅した生物は帰ってこない。
生物の絶滅による影響は予測できないことで、失ってから初めてその生物の大切が分かるんだと、訴えていました。
話は、生物の多様性を守ることの大切さや、エゾリス“貯食”の話になり、その話を通して、人にも多様性があり外それぞれの個性が大切にされてほしい。
一見、無駄になるようなことでも、誰かのため、社会のためになっていることがいっぱいあると、子どもたち一人ひとりが社会で生きていく中で、大事にしたいことへと話は及びました。
講演の最後はスライドショー。
講師が北海道で撮影した動物や風景の写真を続けて見せてもらいました。
講演後の質問コーナーでは、「“動物写真家”になろう、と思った転機は?」や「写真かとして大切にしていることは?」といった、講師の経験や考え方を問うものから「これまでにあった生き物で、難しい名前の物は?」「サルとイルカ、どちらがかしこい?」といった生き物に関わることまで、いくつも質問が出されましたが、一つ一つ、とても丁寧に答えてくれました。
難しい名前の生き物として紹介してくれたのが“トゲハムシ”。
“とげ”のあるハムシなのですが、その仲間の中にとげのないハムシが見つかり、つけられた名前が“トゲナシドハムシ”。
すると、その仲間の中にとげのあるものが見つかった。
名前は“トゲアリトゲナシトゲハムシ”に。
もし、これから、その仲間の中に、とげのないものが見つかったら…“トゲナシトゲアリトゲナシトゲハムシ”になるの?
これには子どもたちも大笑いしていました。
また、サルとイルカの頭のよさを問う質問には、
「チンパンジーの遺伝子の98%がヒトと同じ。イルカの脳は人より大きい。イヌとカラスを比べると、脳の小さいカラスの方が賢い。何が賢いかは、まだわかっていないんだ。こんなことに興味を持てたことが大切」
と。
この回答を聞いて「なるほど」と、唸ってしまいました。
講師のお話は、自然界のことや生き物のことが中心でしたが、自然や生き方のことを考えさせられたりすることがたくさんあり、自分自身に問いかけることがたくさんあったお話でした。
講師の撮影した北海道の生き物や風景の写真を全校のみんなが見られるよう、明日の夕方まで昇降口にコーナーを作って展示します。

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