理科で、1年を通して生き物を追いかけている4年生が、タブレットを手に浜田公園へ出て、冬の生きものの様子を観察していました。
秋には紅葉していた葉をすべて落として枝だけになったサクラのような木もあれば、今も青々とした葉を茂らせている木もあります。
桜の枝にタブレットを近づけて撮影している子がいました。
何もないと思える枝に、もう新芽が出ていることに気づいたでしょうか。
写真を撮った子どもたちは、早速その写真を「発表ノート」に貼り付けて、気づいたことや気になったことなどを書き込んでいました。
草木の様子をわかりましたが、虫のことが分かりません。
虫などの生きものはいないようです。
「2組は、生きものを全然見つけられなかったって言ってたよ」
と、教師が話すと、子どもたちは生き物さがしに全力を注ぎます。
茂る枝葉をかき分けて…
積もる落ち葉をかき分けて…
木の根元の土をどけて…
「どこにもいないよ」
「冬眠してるのかなあ?」
秋にはたくさんいた、ダンゴムシやバッタはいずこへ?
発見と疑問がいっぱいの観察でした。