2年生全員が、運動場東の学習園の前に集まっていました。
今から始まるのは“いもほり”。
1学期に苗を植えて、大事に育ててきたさつまいもが、とうとう収穫のときを迎えたのです。
教師が子どもたちに、これからの活動のことや気をつけること、約束事を話している間、ほかの教師たちが学習園でいもほりの下準備。
びっしり生い茂ったつるを切り離す作業をしています。
これは子どもたちの手には負えません。
黒い“マルチ”もはがして準備ができたところで、子どもたちにミッション1
それは、つるから葉っぱを外すこと。
絡まったつるをほぐしていきますが、ぐちゃぐちゃに絡まっているのでなかなかほどけません。
悪戦苦闘して、なんとかつるを取り出したら、つるから伸びた葉を1つずつ手でちぎるように外していきます。
「見て、これで縄跳びができそうだよ」
両端をもって跳ぼうとしますが、うまくいきません。長すぎて回せないのです。
「これなら、大なわができるよ」
と見せてきたつるは、5m程の長さ。
子どもたちが、せっせと作業を進めると、運動場にツルの山ができ、一面緑の葉っぱだらけになりました。
続いてミッション2
つると葉っぱの片付けです。
元通りのきれいな運動場に戻すために、散らばった葉っぱと残ったつるをみんなで集めて、ごみ袋の中へ入れましょう。
軍手をはめた両手を地面について
「これなら早いよ。たくさんとれるから」
と、ブルドーザーのように葉っぱを押して集める子が何人もいました。
そして、いよいよミッション3
学習園に入っての“いもほり”です。
約束事は、
「大きくても、小さくても、とるのは、1人1個」
後で改めてみんなで分けるので、今とるいもの大きさは問題にはなりません。
それに、小さいからと、いくつも掘ったら、後半のグループの楽しみが減ってしまいます。
学習園の中に入って行った子どもたちは、つるの根元の土を両手で取り除いてさつまいもを探します。
「あった!」
「見えた!」
赤くて丸いさつまいもが顔をのぞかせました。
でも、そこからが大変。
つかんでとろうとしても抜けません。
無理をして折れてしまっても大変。
芋の周りの土を指先でどけていくしかありません。
そして全体の姿が現れたら、
「えいっ」
「やったー」
「とれた!」
「でかいー!」
「かわいい!」
やっととれました。
大きいいも、小さいいも。
丸いいも、細長いいも。
つるッとしたいも凸凹のいも。
形も大きさも千差万別。
どんなおいもにしても、とった子どもたちは大喜び。
他の子ととったいもを見せ合って喜び合っていました。
「○○さんの、めっちゃ大きいで」
と、見せてきたいもは、その子の顔ほどもあろうかという大きさ。
「これとこれは、きょうだいかも。だってちかくにあったから」
と、見せてきた2つのいもは、ちょっとひょうたんに似た形の細長いいも。大きさは違えど形はそっくりでした。
2年生の子どもたちと同じように、それぞれに個性のあるさつまいもがたくさんとれました。
今年のいもほりも、大豊作でした。