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2024/12/09

5年 自然教室⑧ 日の出ハイク

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
自然教室、2日目の朝は、5時40分起床!
なぜなら、「ふれあいの森」の展望台から日の出を見るためです。
集合時刻の6時に少し前、まだ暗いピロティに降りていくと、既に何人もが身支度を整えて待っていました。
既に空は白みかけていて、天気予報通りの青空であることが分かります。
元気いっぱい、朝の挨拶を交わして、いよいよ出発。
懐中電灯で夜道を照らして炊事場から森の中へと入り、展望台目ざしてこみちを上がっていきました。

展望台に着くと、辺りは明るく、四日市の街並みの向こうに伊勢湾。
そして、その向こうに知多半島が望めますが…、水平線には少し灰色がかった雲が帯状に横たわっているではありませんか。
ガーーーーン
これでは、昇ってきた朝日が雲に隠されてしまう…。
朝日を見るのは、横たわる雲の上まできてから?
なんて、心配しながら時が経つのを待ちました。

明るく黄色い光が空に広がったかと思ったら、雲がだんだん赤みを帯びてきて、オレンジっぽい色に変わっていきました。
日が昇るのだろうというあたりの雲が明るさを増していきます。
6時30分を過ぎて、もう間もなく日の出の時刻。
すると、横たわる雲の手前に、赤い点が現れました。
朝日です。
なんと、雲の手前に朝日が昇ってきたのです。
その赤い点は、見る間に上がりだんだん大きくなっていきます。
大きく、明るくなっていき、4分の1、3分の1、半分…、そして、水平線から引きはがされるかのように丸い、いえ、ちょっと楕円形の朝日がくっきりと空に浮かびました。
日の出です!
これには、子どもたちも感動&感激。
「あれや、あれや」
「わー」
「出てきた」
「すっげー」
「きれーー」
とても幻想的で美しい朝日に見とれているようでした。

こうしてはいられません。
体の向きを変え、みんながギューッと集まってカメラのレンズに注目。
朝日を背景に学年写真を、パチリ、パチリ、もう1つパチリ、と撮影しました。

“早起きは三文の徳”
眠い目をこすって山を登った子どもたちに、とんでもないご褒美が待っていましたね。
この時季だからこそできる“早朝ハイク”で天候に恵まれ、最高の日の出を見ることができました。


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