図工室から
ゴンゴンゴンゴン
トントントントン
コンコンコンコン
音が聞こえてきます。
3年生が、金づちでくぎを打つ音でした。
制作しているのは「くぎうちトントン」という木工作品。
釘や接着剤を使って木の端切れや、ボードから外した板を使ってつないで、立体作品を作ります。
子どもたちは、指やラジオペンチでつまんで、その頭を金づち「トントントントン」たたいていました。
子どもたちのつくっているものを見ると、くぎでつないだ部材が動くようにしたり、打った釘で模様を描いたりと、その子なりの工夫がたくさん見られました。
でも、使い慣れない金づちを使った、ほとんどしたことない“釘打ち”という作業。
釘をよーく見ながら打っていますが、くぎが斜めに入って行ったり曲がったりすることもあるようです。
教師が、みんなの詐欺用する手を止めて言いました。
「今日のめあては『上手にくぎを打とう』でしょ。
立って、金づちを釘に向かって
まっすぐおろすようにするとよかったんだよね」
と。
それを聞いた子どもたち。
「あっ、そうだった」
と、思い出したようで、立ち上がって再び金づちを振り下ろし始めました。
この後も図工室には、ずーっと
「トントントントン」
という音が、響き続けました。
