1年生が、三重県環境学習情報センターの出前講座「エコソング」を体育館で受けました。
講師としてセンターから来てくれたのは2人。
自己紹介をした後、
「実はもう一人いますよ」
と言って、体を動かすと、背中に緑の物体がチラリ。
「カエル!」
子どもたちは、その色と少し見えた形からそう思ったようですが、残念。
実は、ゾウでした。
名前は「エコゾー」
こうして、2人と1匹の案内で、講座が始まりました。
①大型絵本の読み聞かせ
最初のプログラムは、絵本の読み聞かせ。大判の大型絵本の表紙を見せると、それは「もったいないばあさん(真珠まりこ 作)」。
読んだ子もたくさんいる、どこからかやってくる「もったいばあさん」が、決して「ケチ」でも「こわい」だけでもなく、ものを大切にしながら生活するという大切な考え方を教えてくれる絵本です。
絵本を読み終えた講師が子どもたちに3つのことを問いかけました。
1つ目は、
「歯を磨いているとき、水道の水を止めていますか?」
2つ目は、
「食事にちょっと苦手なものが出ても、頑張って、少しは食べていますか?」
3つ目は、教師にも
「夜は、早くテレビや明かりを消して寝ていますか?」
どの問いにも子どもたちは、「ハイ」と自信たっぷりに手をあげていましたが、3つ目の問いのときには、子どもたちからざわめきが…
1人の教師の手のあがりが遅かったからです。
もしかして…。
②おはなし「地球が暑くなったらどうなるの?」
環境学習の時間に、どうしてこの3つのことを子どもたちに問いかけたかと言うと、どれも「CO2(二酸化炭素)」の排出に関係があるから。
講師が1枚ずつパネルを見せていくと子どもたちから、
「CO2」「工場から」「自動車も」「地球温暖化」「40℃になる」
と、二酸化炭素の排出や地球温暖化に関する言葉が次々と出てきました。
私たちが“もったいない”ことをすることが、二酸化炭素の排出に結びつき、それが地球温暖化に影響していたのですね。
③おはなし「ジュースをのんだそのあとは?」
のどが渇いたエコゾー君が、「何か飲ませて」と、おねだり。
講師が、みかんのジュースを飲ませました。
それでも渇きは収まらず、2本目はサイダー。
飲み終えると「ゲップー」もっと飲みたい。
結局、
みかんジュース、サイダー、お茶、牛乳と、4本も飲みました。
ここで問題になるのは、飲んだものではなく、その容器。
容器をどの“リサイクルボックス”に入れればよいのかということでした。
容器の裏を見ると、子どもたちも見たことのある“リサイクルマーク”がついていました。
それを手掛かりにしてボックスに入れると、中からそれをリサイクルした製品が出てきました。
ペットボトルの裏を見ると、そこには「プラ」のマークが。
講師がそのマークのボックスに入れようとしたら、子どもたちから様々な反応がありました。
「ラベルをはがすんだよ」
「ふたを取るんだよ」
「ペットボトルはちがうよ」
その通り。
一つの容器でも、いくつかの種類のものが混ざっているものがあるのですね。
こんな反応は、牛乳パックでも。
子どもの答えに合わせて「紙パック」のところに入れると
「ブーーーーー」
間違いを知らせるブザーが鳴りました。
子どもたちはすぐに、そのわけがわかったよう。
「破らないといけない」
「手で開くんだよ」
「給食でやってるよ」
これも、その通り。
きれいに開き、水で洗って出すのがルールです。
こうして、容器はすべて正しく分別して処理されました。
ここでも、子どもたちの知識にビックリ。
④ダンス
4つ目の活動はダンス。
この時間に学んだことをしっかりと覚えるために、簡単なダンスを2曲踊りました。
その場に立って、前後の間隔をあけ、体育館いっぱいに広がって踊りました。
1曲目は「みんなで減らそうそCO2」。
腕を振ったり跳ねたりして踊り、両手を頭の上に上げて「C」と「O」を作ったら、指をチョキにして前にグイッと出して「2」で決めポーズ。
2曲目は、「おいしくのんでリサイクル♪」
これで講座はすべて終わり。
最後に講師から子どもたちに、宿題が2つ出されました
1つ目は、今日のことを、おうちの人に話すこと。
どんなことをしたか、何を学んだか、詳しく話しておうちの人にも教えてあげましょう。
2つ目は、学校で、おうちで、“リサイクルマーク”を探すこと。
おうちのごみの中にあったら、分別して“資源ごみ”として出しましょう。
エコゾー君と一緒に、絵本やクイズ形式のお話、歌やダンスを通して、楽しみながら地球温暖化とリサイクルについて学びました。
子どもたちが、リサイクルのことや環境問題のことをたくさん知っていたのには驚きました。
常々、おうちで話題に上がり、日々の家庭生活の中でも気をつけていることが伺えました。
かけがえのない、私たちの地球を守るため、私たちにできることをしていきましょうね。