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2022/10/13

3年 防火教室

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長


 はじめに消防の仕事について3年生全員にお話がありました。
 消防といえば火事が発生した場合に火を消しに行く
ことをイメージしますが、実際には、消火作業をはじめ、
救急搬送、救助、消火設備点検、防火教室など
いろいろあることがわかりました。
 119番に電話するときは、緊急の時なのであわててしまいがち。
 「火事ですか? 救急ですか?」
 とにかく落ち着いて要件を伝えることが大切ですね。

 油火災の実験では、ずっとコンロに火がついた状態で
時間がたつとどうなるか。
 子どもたちは身を乗り出してみようとしたりタブレットで
写真を撮ろうとしたり、興味深々でした。
「何かにおいがしてきた」すると突然炎が大きくなりました。
 そこに水をかけると炎がさらに大きくなって驚きの声があがりました。
 油火災は水ではなく、消火器や濡れたタオルなどで覆うとよいことを
教わりました。
 次に、煙体験。部屋の中を煙いっぱいにして中に入る体験。
 「何も見えなくて怖かった」「いいにおいがした」
 だれもが部屋から逃げ出すように出てきました。
 実際の火災現場では、煙に巻かれて何も見えない、息ができない、
熱でのどをやけどする、においも焦げ臭いなど耐え難いものと想像できます。
 避難は、低い姿勢でハンカチや服などで口を押えて煙を吸わないようにする
ことが大切。
 その次は、ポンプ車を間近で見せてもらいました。いろいろな装備。
梯子もついていて、3階まで伸びるそうです。
何よりも防護マスクや防護服、酸素ボンベ。一つひとつ持たせてもらいました。
すべて装着するとなんと20キログラムの重さにもなるそうです。
  最後に消火器での火消し体験。使い方は、「ピンポンパン」を合言葉に
① ピンを抜く ②ホースをポンと外す ③目標に向かってパンと発射。
見本を見せてもらうとみんなから自然に拍手が起こっていました。

火事には十分注意していきたいものですね。

   

      



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