20分休みを挟んで、3限目に登場したのは5年生。
全員集まって教師とともに確かめたのは、1か月間の持久走の取組のねらい。
それは、自分で決めたペースを守って、長い時間走り続けることと、少しずつ目標をあげながら、走る距離を延ばすことです。
そして、安全のための、追い抜くときは外側から、という約束事も確認。
目標の達成を誓って、各クラスのスタート位置へとわかれていました。
教師から、1組目の始まりの時間を告げられると、子どもたちは自分たちで準備開始。
ペアの子にペースを伝え、身なりを整えてスタート位置に着いた子から軽く準備運動をして体をほぐしました。
そして、みんなでジョグ1周。
体は温まり、心拍数も少し上がって準備は万端。
予告した時刻にはまだ少しありましたが、スタートすることになりました。
「5,4,3,2,1、スタート」
ビューーーー
自信がある子なのでしょう。
スタートするや否や、かなりのスピードで走っていく子がいました。
かと思えば、集団の後方でゆっくり目のペースで走る子も。
これでいいのです。
あくまで、“自分で走り続けられる速さ”を保つことが第一のめあてなのですから。
1分、2分、3分
コースの内側で、写真を撮りながら走る子どもたちを見守っていると、
「はぁ、はぁ」
という息遣いが聞こえてきます。
その早さや大きさから、子どもたちの頑張りや疲れらが伝わってきます。
得手不得手や体力差こそあれ、“昨日までの自分を超える”こと、すなわち最長距離を目指して走っているのはみんな同じ。
タブレットを手にペースをみながら記録をとっているペアの子も、目指すものは同じ。
「いいペースだよ」
「1秒早いよ」
「その調子」
「遅れてきたよ」
ペアの子の走る様子を見ながら、目の前に来ると大きな声でアドバイスを送ります。
「あと1分だよ」
教師の声が響くと、走る子のペースは上がり、声援にも気合が入ります。
コースを囲むように陣取って応援する、おうちの人の声援にも力が入ったよう。
「5,4,3,2,1」
「ブーーーー」
ブザーの音で5分間走は終了。
疲れ切った表情で、何度も大きく息をする子どもたちに、大きな拍手が送られました。
タブレットを持ったペアの子と合流して、記録を確認。
最高記録が出た子もいれば、思うように記録を伸ばせなかっ子もいるでしょうが、5分間、懸命に走り続けた子どもたちは、とっても格好良かったです。
最後に、頑張って全力を出し切った自分に拍手を送りました。