実験を通しててこの原理やつり合うときの規則性を探ってきた6年生が、てこを利用した身の回りの道具を探して“支点”“力点”“作用点”はどこか、また、それらの位置関係はどうなっているかを調べていました。
訪れたときに教師が手にしていたのは、一般的な爪切り。
爪を切るときに指の力が加わる力点と、棒を支える支点、力が働く作用点を絵図に示しながら確認しました。
すると教師が、
「爪切りには、もう一つてこが使われているのですよ」と子どもたちに投げかけました。
わたしは「え!?」
子どもたちもどこかわからない様子。
引き続き見ていると、爪切りの下半分、「つ」の字に曲がった爪を切る部分でした。
これも、力点、支点、作用点を探しましょう。
確かに、てこです!
しかし、力点、支点、作用点の並び方が違います。
なんと、爪切りは、2種類のてこのはたらきを組み合わせて、小さい力で優しく爪を切れるようになっていたのです。
仕組みを考えた人の知恵に恐れ入りました。
