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2025/07/09

命を守るために~着衣水泳~

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
プールの期間が最終週に入り、3年生がゲストティーチャーを招いて着衣水泳を行いました。
先生に「お願いします」と挨拶する3年生は、いつものプールと違って服を着ています。

もちろんシャワーも服を着たままで。

着衣水泳は、水に落ちたときなどに命を守るために行うという目的を聞き、いつも以上に真剣な目つきになっていました。

まずは服を着た状態で泳いでみました。
「うごきにくーい」という声が圧倒的な中、「今は靴を履いてないから足は動かしやすいでしょ?もし靴をはいてる時に水に落ちたら、まずくつを脱ぐといいよ」と教えていただきます。

一度プールから上がり、用意してきたペットボトルを使う学びに入ります。

ペットボトルは浮き輪代わりになって浮きやすいこと、ペットボトルを持ってしっかり浮く方が波を顔にかぶる可能性が少ないことを学びました。

次に「おぼれている人に救命具としてペットボトルを投げるなら」という学びへ。
空のまま投げると遠くまで飛ばせないが、少し水を入れることで必要な場所まで届きやすいことなどを学びました。

ペットボトルがない時、身の回りのもので浮きになりそうなものは?と問われると、一生懸命考えて、「ランドセル」や「クーラーボックス」などのアイディアを出していました。
最後に、おぼれる人を泳いで助けようとするのは大人でも難しいと教えていただき、おぼれる人を助けることは大切だが自分の命も守るために考えなければならないことを学びました。

大変実践的、具体的に教えていただき、子どもたちは多くの学びを得ることができました。水の事故には遭わないに越したことはありませんが、こうした学びを自分の中に残し、人も自分も守れるようにしていけることを願います。

ご家庭でも、水の事故防止について、話題にしていただければ嬉しいです。
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