社会科で、私たちの暮らしと水について学習している4年生が、四日市市上下水道局の職員を講師に招いて“出前授業”を開いてもらいました。
下水道の仕組みや働きについて学びました。
まずは、スクリーンに大きく映されたビデオを通して、下水道の役割や仕組みを学びました。
下水道は家庭などから出た排水を施設で処理してきれいにして海に流しているのですが、コップ1杯の牛乳にはお風呂10杯分、500mLのてんぷら油には330杯分もの水が必要だということが示されると子どもたちは、
「オーッ」
「エーッ」
などと驚きの声をあげていました。
次は“下水クイズ”
ビデオの復習もしながら水の循環や海の生物のつながりについても学びました。
図を見て言葉を入れる“穴埋め問題”では、まだ、学校では学習していないことでしたが、既に知識として持っている子がたくさんいたので驚きました。
3つ目の活動は水と紙を使った実験。
水の入った透明のコップに2種類に紙を入れて割り箸でかき混ぜ、その変化の違いを見る実験です。
入れた紙は、“ティッシュペーパー”と“トイレットペーパー”。
どちらも、普段の生活でよく使っているものです。
ティッシュペーパーは、かき混ぜてもかき混ぜても紙そのものに変化はなく、割り箸に絡みついて塊になりました。
それに対しててトイレットペーパーは、
フワーッとほぐれるように膨らみ、そして水の中に広がっていって、やがて全体がもやがかかったようになりました。
トイレでしょっちゅうお世話になっているものですが、こんな様子を見るのは初めてのようで、これには、驚きというか、感動のような声をあげていました。
少し経つと、細かく白い糸くずのようなトイレットペーパーの繊維が水の中を漂っていました。
この変化の違いを見れば、下水に流してもいいのはトイレットペーパーだけ、ということがよくわかりますね。
ティッシュペーパーを流したら、下水の途中でどんなことが起きるか想像できますよね。
子どもたちは熱心にメモを取りながら、ビデオを見たり話を聞いたりしていいましたが、そのメモの方法は、アナログとデジタルの“二刀流”。
話を聞きながら大事なことは鉛筆でワークシートに文字でメモ。
「これは」と、思った写真や資料が映されると、一斉にタブレットを構え、カメラ機能を使ってスクリーンをパシャリ。
取り込んだ画像をトリミングしたり小さくしたりしたら、そこに説明や気づきを付箋に文字を入力して貼り付けていきます。
子どもたちは、目的やメモの内容に応じて、ワークシートとタブレットをうまく使い分けていました。
子どもたちのタブレットの画面には、発表するための資料にこのまま使えそうなノートができていました。
この出前授業を受けたことで、下水の役割はもちろん、水をきれいに保つために必要な取組を理解し、学校や家庭など身近なところから実践に移すのではないでしょうか。