運動場へと続くピロティには、ポットに入った野菜の苗がずらりと並び、黄色い制服を着た店員さんが、その苗を販売していました。
お客さんは、2年生。
「○○をください」
と言いながら財布や封筒から出したお金を店員さんに渡して自分の育てる野菜の苗を注文。
店員さんが苗を差し出すと、それを大事そうに、両手で包むようにしたり、抱きかかえるようにしたりして持ってホールに戻り、レジ袋に入れていました。
「何を買ったの?」
「オクラを買いました。納豆と一緒に食べるの」
「ぼくはピーマン。焼いてね、焼き肉のたれをつけて食べるんだ」
「ミニトマト。おうちでも育ててるよ」
子どもたちは嬉しそうに、楽しそうに、収穫した後のことを語っていました。
「『大きくなあれ、大きくなあれ』っておまじないをかけながら水をあげるといいよ」
と、言うと、
「うん。それって『大きなかぶ』みたいだね」
と、笑顔で返事が返ってきました。
子どもたちは毎朝、収穫を楽しみにしてせっせと水をあげることでしょう。
