1年生道徳「ぼくは いかない」。物語を読み、主人公「新ちゃん」と自分を重ねて考えあっていました。
『…みんなで遊んでいた時のことです。康夫さんが、「緑川に魚を捕まえに行こう」と言い出しました。緑川は、子どもだけで行ってはいけない危ない場所です。しかし、昭雄さんも文彦さんも「そうだ行こうよ」「ねえ新ちゃん一緒に行こうよ」と言いました。新ちゃんはしばらく迷いました。でも、「危ないからだめだよ。ぼくは行かない」と言って断りました。「新ちゃんは弱虫だなあ」「新ちゃんは友達ではないぞ」三人は口々に言います。「友達だよ。それに弱虫ではないさ」と新ちゃんははっきりと言いました。』
新ちゃんの正しさを理解しつつ、「自分ならどうするかな?」「言えるかな?」と自分事で考える表情が見られました。
正しいことを進んですることには、勇気が必要な場面があります。集団生活の中で、「新ちゃん」から感じたことを少しでも活かしていこうと自分を見つめる1年生です。
