子どもたちが学校にいるときに「暴風警報」等が発表されて急遽下校することになった場合や、大雨などによって通学路に危険な箇所ができた場合などは、当校では、通学班で一斉に下校させます。
そんなときに備えて行うのが「緊急時集団下校訓練」です。
午後2時、訓練の開始を知らせる放送が流れました。これ以降は、すべて放送の指示に従って行動します。
最初の行動は、昇降口へ下靴を取りに行くこと。
まず、1,3,5年生が、続いて2,4,6年生が昇降口へ。
子どもたちの流れが滞らないよう、階段と昇降口では一方通行の順路に従って歩きます。
次に、町別児童会の教室など下校先ごとの指定場所に移動しますが、1年生が優先。通学班の班長が、教室まで迎えに行き、その子どもの下校先に応じた教室へ案内します。この3分後、そのほかの児童が移動しました。
全員、全下校先出の集合が完了したことを確認できたら、各町担当の教師も付き添って集団下校。これまた、放送の指示に従って校舎を出て帰路につきました。
教師にとっても大事な訓練です。
各班ごとの欠席者の把握や、学童保育やデイサービス、祖父母宅などへ帰る子どもの把握を行わなければなりません。一人ひとりの下校先と所在の把握を早く確実に行う必要があるので、そのためのシステムが機能したか、改善すべきことはないかも検証しています。
また、今回の訓練では、子どもたちの道中の安全を確保するという観点から、保護者の皆さんにも付き添いや見守りの協力をお願いしました。出てくださった方、ご協力ありがとうございました。
